記述形式
jobschctljob [プロジェクト名/]ジョブネット名/ジョブ名 control |
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
ジョブを制御(強制終了/再起動/停止/停止解除/無効/無効解除)します。
オプション
プロジェクト名
制御の対象となるジョブの格納先のプロジェクト名を指定します。jobschctljobコマンドの実行ユーザが操作できるプロジェクトのうちジョブが登録されているプロジェクトが1つしかない場合は、省略できます。
ジョブネット名
制御の対象となるジョブの格納先のジョブネット名を指定します。
ジョブ名
制御の対象となるジョブ名を指定します。
control
以下に示す6つの制御項目のうちどれか1つを指定します。
ジョブを強制終了します。
異常終了した、または、強制終了させたジョブを再起動します。
ジョブを停止中の状態にします。
ジョブを"停止"を行う前の状態にします。
ジョブを無効状態にします。
ジョブを"無効"を行う前の状態にします。
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/bin |
注意事項
ジョブの制御は、実行属性が“ジョブ実行制御”、および“PowerAIM”【UNIX版】のジョブネットに属しているジョブにしかできません。
制御を行うジョブには、"ジョブ名"が必ず指定されている必要があります。ジョブ名が省略されているジョブは、制御できません。
子ジョブネットの制御はできません。
リンクジョブネットの制御はできません。
ジョブネット内に指定されたジョブ名のジョブが複数ある場合、本コマンドは異常終了します。
本コマンドは、ジョブの操作をサーバに依頼するものであり、コマンドの実行が完了しても、サーバ側でジョブの操作が完了したことを保証するものではありません。このため、コマンドの実行完了後に、jobschprint -pコマンドを入力して、ジョブの状態を確認してください。