ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

4.3.1 起動日雛形制御文

起動日雛形を設定する制御文です。

記述形式

CAL                                          ---------- (1)
execpatname 起動日雛形名                     --------- (2)  (*)  (注)
monthset 月設定                              ---------- (3) (**)
dayset 日設定                                ---------- (4) (**)
weekset 曜日設定                             ---------- (5) (**)
daycancel 日設定解除                         ---------- (6) (**)
monthlyday 毎月の日付指定                    ---------- (7) (**)
monthlyweek 毎月の曜日指定                   ---------- (8) (**)
bnsmode 営業日の選択基準                     ---------- (9) (**)
bnsbase 営業日の月初め日                     ---------- (10)(**)
bnsday 営業日                                ---------- (11)(**)
bnslimit 月度内の営業日のみを起動日とする    ---------- (12)(**)
;
注)execpatnameオペランドは、CALキーワードのすぐ後に指定してください。
(*) :必ず指定してください。
(**):以下のa.(毎年基準)/b.(毎月基準)/c.(営業日基準)からどれか1つの組み合わせで指定してください。
  a. monthset、dayset、weekset、daycancel(monthsetの指定は必須、daysetとweeksetは
      どちらかまたは両方、daycancelはdaysetを指定した場合のみ指定可能)
  b. monthlydayとmonthlyweekの組み合わせ(どちらかまたは両方)
  c. bnsmode、bnsbase、bnsday、bnslimit(bnsmodeおよびbnsbaseはこのオペランド群を指定するときは必須)

制御文の説明

(1) CAL

起動日雛形制御文の開始を表すキーワードです。

(2) 起動日雛形名

起動日雛形名を24バイト以内で指定します。空白、仮名半角およびユーザ定義文字を含むことはできません。なお、すでに設定済みの起動日雛形名を指定した場合、以前の設定情報が消去されるので注意してください。

(3) 月設定

毎年基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、起動日雛形を設定する月を半角数字で指定します。必ず指定してください。複数指定する場合は、“3,5,10,..”の形式で指定します。毎月同じパターンの起動日を指定する場合は、“EVERY”を指定します。

(4) 日設定

毎年基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、起動日雛形を設定する日付を半角数字で指定します。複数指定する場合は、“1,2,15,21,...”の形式で指定します。

(5) 曜日設定

毎年基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、起動日雛形を曜日単位で指定します。曜日を表す英単語の先頭3文字を半角文字で指定します。複数指定する場合は、“SUN,MON,TUE,WED,THU,FRI,SAT”の形式で指定します。

(6) 日設定解除

毎年基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、特定の日だけ、起動日雛形設定を解除する場合に指定します。解除したい日の月および日付をそれぞれ半角数字2文字で“MMDD”の形式で指定します。

日設定解除指定例

指定例を以下に示します。

1月1日に設定した起動日雛形を解除する場合

daycancel 0101

1月1日、10日および2月10日に設定した起動日雛形を解除する場合

daycancel 0101,0110,0210

(7) 毎月の日付指定

毎月基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、毎月のジョブネットを起動する日付を指定します。毎月DD日を起動日として設定する場合は、“DD”と指定します。複数の起動日を設定することができます。なお、毎月月末に起動する場合は“LAST”と指定します。

(8) 毎月の曜日指定

毎月基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、毎月のジョブネットを起動する曜日を週ごとに指定します。1つのオペランドの指定で1つの週しか設定できません。複数の週を設定する場合は、本オペランドを複数回指定します。指定する形式は、何週目かを表す数値を0~6(第1~第5まで。0は毎週の指定。6は月の最終週)の範囲で指定し、その後、曜日を表す英単語の先頭3文字を半角文字で指定します。“5,SUN,MON,TUE,WED,THU,FRI,SAT”のような形式で指定します。

(9) 営業日の選択基準

営業日基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、月初め、月締めのどちらを基準とするかを指定します。

START

営業日を月初めから数えます。

END

営業日を月締めから逆算します。

(10) 営業日の月初め日

営業日基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、月初め日を指定します。“0”は指定できません。

1~28

1日から28日です。

LAST

月末です。

(11) 営業日

営業日基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、営業日を指定します。複数指定した場合には、“,”(コンマ)で区切って指定します。“0”は指定できません。

1~31

第1営業日(月初め)から数えた営業日です。bnsmodeオペランドで“END”を指定した場合は指定できません。

-1~-31

第-1営業日(月締め)から逆算した営業日です。bnsmodeオペランドで“START”を指定した場合は指定できません。

(12) 月度内の営業日のみを起動日とする

営業日基準を利用して起動日雛形情報を定義する場合に、“月度内の営業日のみを起動日とする”の有無(ON/OFF)を指定します。bnsmodeオペランドが指定されている場合の省略値は“ON”です。

ON

“月度内の営業日のみを起動日とする”を指定します。

OFF

“月度内の営業日のみを起動日とする”を指定しません。

起動日雛形制御文指定例

起動日雛形として以下の月日を起動日に設定する例を以下に示します。

注意事項