記述形式
[登録/変更の場合] |
“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
起動日雛形を登録/変更/削除します。起動日雛形を利用すると、ジョブネットの起動日を簡単に設定することができます。特に、起動日に周期性を持つジョブネットを登録する場合や複数のジョブネットに類似した起動日を登録する場合に便利です。
オプション
-ent
定義ファイルの情報をもとに起動日雛形を登録/変更します。
定義ファイル
起動日雛形制御文を格納したファイル名を指定します。
“起動日雛形制御文”については、“4.3.1 起動日雛形制御文”を参照してください。
-del
起動日雛形の情報を削除します。
削除する起動日雛形名を指定します。
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。
注意事項
起動日雛形は、システム管理者(“Administrators”グループに属するユーザ/スーパーユーザ)のみ登録/変更/削除することができます。一般利用者は、jobschsetcalコマンドを使用することはできません。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウの[利用機能2]シートで[起動日再作成の抑止]を指定していない場合は、以下に注意してください。
登録済みの起動日雛形を変更した場合、その雛形を指定しているジョブネットの起動日が再設定されます。変更後に起動日を確認/修正してください。
本コマンドの実行の完了が、依頼した処理の完了を保証しているわけではありません。そのため、本コマンドの実行完了後、サーバ上では、各ジョブネットの起動日に反映されるまでにしばらく時間がかかる場合があります。
本コマンドでは登録済みの起動日雛形と同名の起動日雛形を登録する場合、上書きして再作成します。そのため登録済みの起動日雛形は新たに作成した起動日雛形制御文の記載内容のとおりになります。