PRIMECLUSTER情報入力画面で設定する「PRIMECLUSTER情報」について説明します。
「PRIMECLUSTER情報」には、PRIMECLUSTERに関する情報を設定します。
「3.5.2 データベース情報」の「データベース運用形態」が「HA」または「RAC」の場合のみ設定します。
設定する情報は、「3.5.2 データベース情報」の「データベース運用形態」により異なります。
「HA構成の場合」を参照してください。
「RAC構成の場合」を参照してください。
HA構成の場合
HA構成の場合の「PRIMECLUSTER情報」に設定する項目について、以下に示します。
項目名 | 項目値 |
PRIMECLUSTER連携する | PRIMECLUSTER連携を行うかどうかを指定します。
|
ホスト名 | 「3.5.5 システム情報」で設定されたホスト名が、同じノード順番で、クラスタノードごとに設定されます。設定値は変更できません。 |
CFノード名 | PRIMECLUSTER連携を行う場合、「ホスト名」に対応する、PRIMECLUSTERのクラスタ設定時に設定したCFノード名を、クラスタノードごとに設定してください。 |
Oracleアプリケーション名 | PRIMECLUSTER連携を行う場合、「ORACLE_SID」で指定したOracleインスタンスのリソースを含む、PRIMECLUSETER RMSのuserApplication名を指定してください。 |
注意
PRIMECLUSTER連携を行う場合は、必ずすべての項目に値を設定してください。
ポイント
「PRIMECLUSTER連携する」について
PRIMECLUSTER連携を行う場合、リカバリー機能およびカスタムリカバリー機能の処理内で、以下の処理を自動的に行います。
ターゲットデータベースを停止する必要がある場合、リカバリー開始前時にPRIMECLUSTERのOracleリソースの監視を一時的に無効化します。
リカバリー後に、無効化したOracleリソースの監視を再開します。ただし、リカバリー処理が異常終了した場合、Oracleリソースの監視は再開しません。
参照
CFノード名については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。
RMSのuserApplicationについては、「PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書」または「PRIMECLUSTER Wizard for Oracle導入運用手引書」を参照してください。
RAC構成の場合
RAC構成の場合の「PRIMECLUSTER情報」に設定する項目について、以下に示します。
項目名 | 項目値 |
PRIMECLUSTER連携する | PRIMECLUSTER連携を行うかどうかを指定します。
|
ホスト名 | 「3.5.5 システム情報」で設定されたホスト名が、同じノード順番で、クラスタノードごとに設定されます。設定値は変更できません。 |
CFノード名 | PRIMECLUSTER連携を行わないため、入力は不要です。 |
Oracleアプリケーション名 | PRIMECLUSTER連携を行わないため、入力は不要です。 |
注意
PRIMECLUSTER連携を行う場合は、必ずすべての項目に値を設定してください。
ポイント
「PRIMECLUSTER連携する」について
PRIMECLUSTER連携を行う場合、リカバリー機能およびカスタムリカバリー機能の処理内で、以下の処理を自動的に行います。
ターゲットデータベースを停止する必要がある場合、リカバリー開始前時にPRIMECLUSTERのOracleリソースの監視を一時的に無効化します。
リカバリー後に、無効化したOracleリソースの監視を再開します。ただし、リカバリー処理が異常終了した場合、Oracleリソースの監視は再開しません。
参照
CFノード名については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。
RMSのuserApplicationについては、「PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書」または「PRIMECLUSTER Wizard for Oracle導入運用手引書」を参照してください。