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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

D.1.3 オンライン運用:HA構成:RMAN

オンラインバックアップ・リカバリー運用で、HA構成のデータベースをRMANバックアップする場合のディスク資源配置について説明します。

  1. データファイル(表領域)

    ターゲットデータベースのデータファイル(表領域)を格納する領域です。

    データファイル(表領域)には、以下の制限があります。

    • ファイルシステムとRAWデバイスの混在はできません。すべてのデータファイルを、どちらかのファイル形式に統一してください。

  2. 一時ファイル(一時表領域)

    ターゲットデータベースの一時ファイル(一時表領域)を格納する領域です。
    一時ファイル(一時表領域)は、バックアップ対象ではありません。

  3. 制御ファイル

    ターゲットデータベースの制御ファイルを格納する領域です。

  4. オンラインREDOログファイル

    ターゲットデータベースのオンラインREDOログ・ファイルを格納する領域です。
    オンラインREDOログ・ファイルは、バックアップ対象ではありません。

  5. アーカイブログ

    ターゲットデータベースのアーカイブログの出力先です。
    最低「バックアップ管理世代数+1」世代分以上のアーカイブログを保存できるだけの領域を用意してください。
    また、オンラインバックアップとアーカイブログバックアップを組み合わせてバックアップ運用を行う場合は、データベースのリカバリー時に、リストアする世代のオンラインバックアップとそれ以降のアーカイブログバックアップでバックアップされたアーカイブログがすべてリストアできる領域が必要になります。

  6. RMfOディスク

    以下を格納する領域です。

    • データファイル(表領域)のバックアップ(RMANバックアップセット)

    • 制御ファイルのバックアップ(RMANバックアップセット)

    • アーカイブログのバックアップ(RMANバックアップセット)

    • リカバリ・カタログ・データベース

    RMfOディスクについては、「D.2 RMfOディスク配置」を参照してください。