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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

11.2.5 rmforestoreof(オフラインリストアコマンド)

  1. 機能説明

    オフラインリストアを実行します。


  2. 実行方法

    rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。
    クラスタ運用の場合は、プライマリノードから実行してください。


  3. コマンド形式

    installdir/bin/rmforestoreof confname [ -F ] <Enter>

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名


  4. オプション

    • 第1パラメーター

      オプション

      説明

      confname

      指定された環境設定名から、処理対象のデータベースと環境設定情報を認識して、処理を行います。

    • 第2パラメーター

      オプション

      説明

      なし

      データベースが正常の場合、オフラインリストア処理を行いません。

      -F

      データベースが正常の場合でも、強制的にオフラインリストアを実行します。


  5. 終了ステータス

    コマンド復帰値

    ステータス

    0

    正常終了

    0以外

    異常終了


  6. 実行例

    環境設定名「ora10g_offline」で運用環境を設定したデータベースに対して、オフラインリストアを実行します。

    # /opt/FJSVrmfo/bin/rmforestoreof ora10g_offline<Enter>


注意

  • オフラインリストアコマンドは、オフライン運用で使用するコマンドです。

  • ターゲットデータベースの起動・停止は、オフラインリストアコマンド処理内で行います。オフラインリストア実行前後に、手動でターゲットデータベースを操作する必要はありません。

  • コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第12章 実行ログ」を参照してください。

  • コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。