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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

11.2.4 rmfobackstatof(オフライン物理コピー状態通知コマンド)

  1. 機能説明

    オフラインバックアップでのACMバックアップ後に発生する、物理コピーの進捗状況を表示します。
    物理コピーがすべて終了した時点で、コピー完了を通知することもできます。


  2. 実行方法

    rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。
    クラスタ運用の場合は、プライマリノードから実行してください。


  3. コマンド形式

    installdir/bin/rmfobackstatof confname [ -w ] <Enter>

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名


  4. オプション

    • 第1パラメーター

      オプション

      説明

      confname

      指定された環境設定名から、処理対象のデータベースと環境設定情報を認識して、処理を行います。

    • 第2パラメーター

      オプション

      説明

      なし

      物理コピーの進捗状況を、パーセンテージで表示します。

      -w

      物理コピーの進捗状況を一定時間間隔でチェックし、すべてのボリュームの物理コピーが完了したら正常終了します。


  5. 終了ステータス

    コマンド復帰値

    ステータス

    0

    正常終了

    0以外

    異常終了


  6. 実行例

    環境設定名「ora10g_offline」で運用環境を設定したデータベースのACM物理コピーが完了するまで待ちます。

    # /opt/FJSVrmfo/bin/rmfobackstatof ora10g_offline -w<Enter>


注意

  • オフライン物理コピー状態通知コマンドは、オフライン運用で使用するコマンドです。

  • コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第12章 実行ログ」を参照してください。

  • コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。