ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

11.1.3 rmfoupdcat(リカバリ・カタログ更新コマンド)

  1. 機能説明

    リカバリ・カタログを更新します。


  2. 実行方法

    rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。


  3. コマンド形式

    installdir/bin/rmfoupdcat confname <Enter>

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名


  4. オプション

    • 第1パラメーター

      オプション

      説明

      confname

      指定された環境設定名から、処理対象のデータベースと環境設定情報を認識して、処理を行います。


  5. 終了ステータス

    コマンド復帰値

    ステータス

    0

    正常終了

    0以外

    異常終了


  6. 実行例

    環境設定名「ora10g_online」で運用環境を設定したデータベースに対して、リカバリ・カタログ・データベース内のリカバリ・カタログを更新します。

    # /opt/FJSVrmfo/bin/rmfoupdcat ora10g_online<Enter>


注意

  • リカバリ・カタログの更新を行うと、過去に取得済みのバックアップ情報がすべて削除されます。リカバリ・カタログの更新を行う前に、必ず、オンラインバックアップの初期化を行って、バックアップファイルを削除してください。オンラインバックアップの初期化については、「11.1.8 rmfoinitbackup(オンラインバックアップ初期化コマンド)」を参照してください。

  • リカバリ・カタログ・データベース定義ファイルの設定を変更したい場合、または、リカバリ・カタログ・データベースを再作成したい場合は、リカバリ・カタログの更新ではなく、リカバリ・カタログ・データベースの削除を行った後、再度、リカバリ・カタログ・データベースを作成してください。リカバリ・カタログ・データベースの削除については、「11.1.4 rmfodelcat(リカバリ・カタログ・データベース削除コマンド)」を参照してください。リカバリ・カタログ・データベースの作成については、「11.1.2 rmfocrtcat(リカバリ・カタログ・データベース作成コマンド)」を参照してください。

  • リカバリ・カタログ更新コマンドは、シングルサーバ構成の環境でのみ使用可能です。クラスタ構成の場合は、オンライン環境設定画面からリカバリ・カタログの更新を行ってください。画面を使用して運用環境設定を行う方法については、「第3章 オンライン運用環境設定」を参照してください。

  • リカバリ・カタログ更新コマンドは、オンライン運用で使用するコマンドです。

  • コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第12章 実行ログ」を参照してください。

  • コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。