ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

11.1.2 rmfocrtcat(リカバリ・カタログ・データベース作成コマンド)

  1. 機能説明

    リカバリ・カタログ・データベースを作成します。


  2. 実行方法

    rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。


  3. コマンド形式

    installdir/bin/rmfocrtcat confname <Enter>

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名


  4. オプション

    • 第1パラメーター

      オプション

      説明

      confname

      指定された環境設定名から、処理対象のデータベースと環境設定情報を認識して、処理を行います。


  5. 終了ステータス

    コマンド復帰値

    ステータス

    0

    正常終了

    0以外

    異常終了


  6. 実行例

    環境設定名「ora10g_online」で運用環境を設定したデータベースに対して、リカバリ・カタログ・データベースを作成します。

    # /opt/FJSVrmfo/bin/rmfocrtcat ora10g_online<Enter>


注意

  • リカバリ・カタログ・データベースの作成には、30分から1時間ほど時間がかかります。

  • リカバリ・カタログ・データベースの作成は、環境設定ファイルをすべて作成し、環境設定ファイルチェックおよびパスワードの暗号化を行った後で実行してください。環境設定ファイルチェックおよびパスワードの暗号化については、「11.1.1 rmfoconfig(オンライン環境設定コマンド)」を参照してください。環境設定ファイルについては、「3.6 オンライン環境設定ファイル」を参照してください。

  • リカバリ・カタログ・データベース作成コマンドは、シングルサーバ構成の環境でのみ使用可能です。クラスタ構成の場合は、オンライン環境設定画面からリカバリ・カタログ・データベースの作成を行ってください。画面を使用して運用環境設定を行う方法については、「第3章 オンライン運用環境設定」を参照してください。

  • リカバリ・カタログ・データベース作成コマンドは、オンライン運用で使用するコマンドです。オフライン運用の運用環境設定時は、リカバリ・カタログ・データベースを作成する必要はありません。

  • コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第12章 実行ログ」を参照してください。

  • コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。