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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.0 説明書

F.1.5 運用環境設定情報の変更

運用環境設定情報について、以下のとおり変更があります。


環境変数の設定について

Recovery Manager for Oracleインストール後に必ず設定する必要がある環境変数が、以下のとおり変更になりました。

13.1 SE/13.2 EE

14.0 SE/EE

設定方法

rootユーザーの環境変数

RMfO環境変数設定ファイル(rmfoenv.src)

環境変数の設定

PATH

必要(JREのパスを追加)

不要

ORACLE_HOME

必要

不要

LD_LIBRARY_PATH

必要

不要

RMFO_JAVAPATH

なし

必要(JRE/JDKのパスを設定)


運用環境の管理について

運用環境の管理について、以下のとおり変更になりました。

画面で設定する運用環境設定情報について

画面を使用して設定する環境設定情報について、以下のとおり変更になりました。
変更点の詳細については、「第3章 オンライン運用環境設定」を参照してください。

環境設定情報(旧名)

項目名(旧名)

変更点

環境設定名

環境設定名

設定項目が追加されました。

データベース情報

データベース名

指定可能な値が変更になっています。

Oracle Version

指定可能な値が変更になっています。

Oracle Edition

変更はありません。

ORACLE_HOME

指定可能な値が変更になっています。

ネットサービス名

指定可能な値が変更になっています。

データベース運用形態

変更はありません。

ノード数

変更はありません。

Oracleインストールユーザー

指定可能な値が変更になっています。

Oracleインストールグループ

指定可能な値が変更になっています。

SYSパスワード

SYSパスワード

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ基本情報

データファイルバックアップ方法

変更はありません。

バックアップをリカバリ・カタログに登録する

設定項目が追加されました。

データベースファイル種別(データファイルボリューム種別)

変更はありません。

バックアップ管理世代数

変更はありません。

実行ログ保存期間

変更はありません。

トレースレベル

変更はありません。

バックアップ保存期間

設定項目が追加されました。

バックアップ時にアーカイブログを自動削除する

設定項目が追加されました。

バックアップ取得前に古いバックアップを削除する

設定項目が追加されました。

システム情報

ホスト名(HA/RACのみ)

指定可能な値が変更になっています。

ORACLE_SID

変更はありません。

システム情報(アーカイブログ情報)

アーカイブログ出力先ボリューム(バックアップ元-ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

アーカイブログ出力先マウントポイント(バックアップ元-マウントポイント)

指定可能な値が変更になっています。

(バックアップ元ボリューム種別)

設定項目が削除されました。

クラスタ情報

Oracle Clusterwareホーム

設定項目が追加されました。
RAC構成の場合のみ設定します。

RMfOディスク情報

使用ボリューム

設定項目が追加されました。
クラスタ構成の場合のみ設定します。
3箇所以上設定する必要があります。

マウントポイント

設定項目が追加されました。
クラスタ構成の場合のみ設定します。
3箇所以上設定する必要があります。

データファイルバックアップ先

ファイルシステム種別(ボリューム種別)

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
バックアップ管理世代数以上のバックアップ先を用意する必要があります。

ボリューム

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
バックアップ管理世代数以上のバックアップ先を用意する必要があります。

マウントポイント

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
バックアップ管理世代数以上のバックアップ先を用意する必要があります。

制御ファイルバックアップ先

ファイルシステム種別(ボリューム種別)

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
バックアップ管理世代数分のバックアップ先を用意する必要があります。

ボリューム

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
バックアップ管理世代数分のバックアップ先を用意する必要があります。

マウントポイント

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
バックアップ管理世代数分のバックアップ先を用意する必要があります。

アーカイブログバックアップ先(アーカイブログ情報)

ファイルシステム種別(ボリューム種別/バックアップ先ボリューム種別)

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
スレッド数分のバックアップ先を用意する必要があります。

ボリューム(ボリューム/バックアップ先-ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
スレッド数分のバックアップ先を用意する必要があります。

マウントポイント(マウントポイント/バックアップ先-マウントポイント)

指定可能な値が変更になっています。
シングルサーバ構成の場合のみ設定します。
スレッド数分のバックアップ先を用意する必要があります。

ACMバックアップ情報(データファイルバックアップ先)

マウントポイント(ファイルシステムのみ)

指定可能な値が変更になっています。

表領域(RAWのみ)

指定可能な値が変更になっています。

業務ボリューム(ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップボリューム(バックアップ先(1))

指定可能な値が変更になっています。

バックアップボリューム(バックアップ先(2))

指定可能な値が変更になっています。

バックアップボリューム(バックアップ先(3))

指定可能な値が変更になっています。

PRIMECLUSTER情報(システム情報)

CFノード名

指定可能な値が変更になっています。

Oracleアプリケーション名(アプリケーション名)

変更はありません。

リカバリ・カタログ・データベース情報

データベース名(ORACLE_SID)

変更はありません。

ORACLE_HOME

設定項目が追加されました。

リスナー名

変更はありません。

ポート番号

変更はありません。

格納先ボリューム(作成先ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

格納先マウントポイント(マウントポイント)

指定可能な値が変更になっています。

(バックアップ方法)

設定項目が削除されました。

(バックアップ先ボリューム)

設定項目が削除されました。

リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワード

SYSパスワード

設定項目が追加されました。

カタログ・ユーザー情報

カタログ・ユーザー名

設定項目が追加されました。

カタログ・ユーザーパスワード

設定項目が追加されました。


環境設定ファイルについて

オンライン運用の場合

オンライン運用で使用する環境設定ファイルについて、以下のとおり変更になりました。
変更点の詳細については、「第3章 オンライン運用環境設定」を参照してください。

基本情報ファイル

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

パラメーター名(旧名)

項目名(旧名)

変更点

DB_NAME

データベース名

指定可能な値が変更になっています。

ORA_VL

Oracle Version

指定可能な値が変更になっています。

ORA_E

Oracle Edition

変更はありません。

ORACLE_HOME

ORACLE_HOME

指定可能な値が変更になっています。

CON_STR

ネットサービス名

指定可能な値が変更になっています。

DB_TYPE

データベース運用形態

指定可能な値が変更になっています。

NODE_CNT

ノード数

指定可能な値が変更になっています。

ORA_OWN

Oracleインストールユーザー

指定可能な値が変更になっています。

ORA_GRP

Oracleインストールグループ

指定可能な値が変更になっています。

CRS_HOME

Oracle Clusterwareホーム

設定項目が追加されました。

(HOST)

(ホスト名/論理ホスト名)

設定項目が削除されました。
ホスト名は、ノードリストファイルで設定します。

(ORACLE_SID)

(ORACLE_SID)

設定項目が削除されました。
ORACLE_SIDは、ノードリストファイルで設定します。

SYSパスワードファイル

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

項目名(旧名)

変更点

SYSパスワード

指定可能な値が変更になっています。

SYSパスワードファイルは、暗号化されると、拡張子が「.crp」に変わります。

ノードリストファイル

ノードリストファイルは、基本情報ファイルの「DB_TYPE(データベース運用形態)」に関係なく、すべての環境で設定が必要になりました。

ファイルフォーマットが変更になっています。

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

項目名(旧名)

変更点

ホスト名

指定可能な値が変更になっています。

ORACLE_SID

変更はありません。

(CFノード名)

設定項目が削除されました。

(アプリケーション名)

設定項目が削除されました。

アーカイブログ出力先情報ファイル

前バージョンのアーカイブログ情報ファイルです。

ファイルフォーマットが変更になっています。

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

項目名(旧名)

変更点

ホスト名(ノード)

指定可能な値が変更になっています。

アーカイブログ出力先マウントポイント(マウントポイント)

指定可能な値が変更になっています。

アーカイブログ出力先ボリューム(ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

(ボリューム種別)

設定項目が削除されました。

オンラインバックアップ基本情報ファイル

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

パラメーター名(旧名)

項目名(旧名)

変更点

BK_TYPE

データファイルバックアップ方法

変更はありません。

DBF_TYPE

データベースファイル種別(データファイルボリューム種別)

変更はありません。

BK_GEN

バックアップ管理世代数

変更はありません。

LOG_GEN

実行ログ保存期間

変更はありません。

TRC_LVL

トレースレベル

変更はありません。

BK_KEEP

バックアップ保存期間

設定項目が追加されました。

ARC_DEL

アーカイブログ自動削除

設定項目が追加されました。

BK_DEL

不要バックアップ削除タイミング

設定項目が追加されました。

CATALOG

リカバリ・カタログ登録

設定項目が追加されました。

ALT_ROWS

(アラート・ログ表示行数)

設定項目が削除されました。

データファイルバックアップ定義ファイル

バックアップ基本情報ファイルの「BK_TYPE(データファイルバックアップ方法)」に「1: 標準(RMAN)」以外を指定した場合は、データファイルバックアップ定義ファイルは不要になりました。代わりに、ACMバックアップ定義ファイルを用意する必要があります。

ファイルフォーマットが変更になっています。

オンラインバックアップ基本情報ファイルの「BK_GEN(バックアップ管理世代数)」に指定した数以上のバックアップ先を定義する必要があります。

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

項目名(旧名)

変更点

バックアップ先マウントポイント(マウントポイント)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ先ボリューム(ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ先ファイルシステム種別(ボリューム種別)

指定可能な値が変更になっています。

使用世代

設定項目が追加されました。

制御ファイルバックアップ定義ファイル

ファイルフォーマットが変更になっています。

オンラインバックアップ基本情報ファイルの「BK_GEN(バックアップ管理世代数)」に指定した数分のバックアップ先を定義する必要があります。

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

項目名(旧名)

変更点

バックアップ先マウントポイント(マウントポイント)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ先ボリューム(ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ先ファイルシステム種別(ボリューム種別)

指定可能な値が変更になっています。

使用世代

設定項目が追加されました。

アーカイブログバックアップ定義ファイル

ファイルフォーマットが変更になっています。

ターゲットデータベースのスレッド数分のバックアップ先を設定する必要があります。

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

項目名(旧名)

変更点

(ノード)

設定項目が削除されました。

バックアップ先マウントポイント(マウントポイント)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ先ボリューム(ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ先ファイルシステム種別(ボリューム種別)

指定可能な値が変更になっています。

リカバリ・カタログ・データベース定義ファイル

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

パラメーター名(旧名)

項目名(旧名)

変更点

R_DB_NAME

データベース名(ORACLE_SID)

変更はありません。

R_ORACLE_HOME

ORACLE_HOME

設定項目が追加されました。

LSNR_NAME

リスナー名(リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナー名)

変更はありません。

PORT

ポート番号

変更はありません。

R_CAT_DIR(R_TAR_MP)

格納先マウントポイント(マウントポイント)

指定可能な値が変更になっています。

R_CAT_VOL(R_TAR_DEV)

格納先ボリューム(リカバリ・カタログ・データベース作成先ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

R_CAT_FS

格納先ファイルシステム種別

設定項目が追加されました。

R_USER

リカバリ・カタログユーザー名

設定項目が追加されました。

(R_BK_TYPE)

(バックアップ方法)

設定項目が削除されました。

(R_BK_MP)

(バックアップ先領域のマウントポイント)

設定項目が削除されました。

(R_BK_DEV)

(バックアップ先ボリューム)

設定項目が削除されました。

リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイル

環境設定ファイルが追加されました。

リカバリ・カタログユーザーパスワードファイル

環境設定ファイルが追加されました。

ACMバックアップ定義ファイル

環境設定ファイルが追加されました。

アドバンスト・コピー連携を行う場合、データファイルバックアップ定義ファイルの代わりに設定するファイルです。


オフライン運用の場合

オフライン運用で使用する環境設定ファイルについて、以下のとおり変更になりました。
変更点の詳細については、「第7章 オフライン運用環境設定」を参照してください。

基本情報ファイル

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

パラメーター名(旧名)

項目名(旧名)

変更点

DB_NAME

データベース名

指定可能な値が変更になっています。

ORA_VL

Oracle Version

指定可能な値が変更になっています。

ORA_E

Oracle Edition

変更はありません。

ORACLE_HOME

ORACLE_HOME

指定可能な値が変更になっています。

CON_STR

ネットサービス名

指定可能な値が変更になっています。

DB_TYPE

データベース運用形態

指定可能な値が変更になっています。

NODE_CNT

ノード数

指定可能な値が変更になっています。

ORA_OWN

Oracleインストールユーザー

指定可能な値が変更になっています。

ORA_GRP

Oracleインストールグループ

指定可能な値が変更になっています。

CRS_HOME

Oracle Clusterwareホーム

設定項目が追加されました。

(HOST)

(ホスト名/論理ホスト名)

設定項目が削除されました。
ホスト名は、ノードリストファイルで設定します。

(ORACLE_SID)

(ORACLE_SID)

設定項目が削除されました。
ORACLE_SIDは、ノードリストファイルで設定します。

SYSパスワードファイル

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

項目名(旧名)

変更点

SYSパスワード

指定可能な値が変更になっています。

SYSパスワードファイルは、暗号化されると、拡張子が「.crp」に変わります。

ノードリストファイル

ノードリストファイルは、基本情報ファイルの「DB_TYPE(データベース運用形態)」に関係なく、すべての環境で設定が必要になりました。

ファイルフォーマットが変更になっています。

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

項目名(旧名)

変更点

ホスト名

指定可能な値が変更になっています。

ORACLE_SID

変更はありません。

(CFノード名)

設定項目が削除されました。

(アプリケーション名)

設定項目が削除されました。

オフラインバックアップ基本情報ファイル

ファイル名およびファイルフォーマットが、オンラインバックアップ基本情報ファイルと同じ仕様に変更になりました。

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

パラメーター名(旧名)

項目名(旧名)

変更点

BK_TYPE

データベースバックアップ方法

指定可能な値が変更になっています。

DBF_TYPE

データベースファイル種別(データベースファイルボリューム種別)

変更はありません。

BK_GEN

バックアップ管理世代数

指定可能な値が変更になっています。

LOG_GEN

実行ログ保存期間

設定項目が追加されました。

TRC_LVL

トレースレベル

変更はありません。

BK_KEEP

バックアップ保存期間

設定項目が追加されました。

ARC_DEL

アーカイブログ自動削除

設定項目が追加されました。

BK_DEL

不要バックアップ削除タイミング

設定項目が追加されました。

CATALOG

リカバリ・カタログ登録

設定項目が追加されました。

(BK_PLAN)

(オフラインバックアップ運用状態)

設定項目が削除されました。

オフラインバックアップ定義ファイル

ファイルフォーマットが変更になっています。

環境設定情報が以下のとおり変更になりました。

データベースファイルシステム種別がファイルシステムの場合

項目名(旧名)

変更点

マウントポイント

指定可能な値が変更になっています。

ファイルシステム種別

設定項目が追加されました。

バックアップ元ボリューム(ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ先ボリューム

指定可能な値が変更になっています。

データベースファイルシステム種別がRAWの場合

項目名(旧名)

変更点

(マウントポイント)

設定項目が削除されました。

バックアップ元ボリューム(ボリューム)

指定可能な値が変更になっています。

バックアップ先ボリューム

指定可能な値が変更になっています。