EC同期開始機能について説明します。
EC同期開始では、以下の処理が行われます。
データベースファイルの正常性チェック
以下のデータベースリソースが正常かどうかをチェックします。
データベースに異常がある場合、EC同期開始処理を行わずに異常終了します。
インスタンス起動状態(すべてのインスタンスがOPEN状態である必要があります)
ログ・モード(アーカイブ・モードである必要があります)
制御ファイル
オンラインREDOログ・ファイル
表領域・データファイル
一時表領域・一時ファイル
バックアップボリュームのEC同期開始
次回のオンラインバックアップでバックアップするボリュームのEC同期処理を開始します。
参照
ECの同期処理や等価性維持状態などに関しては、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書」を参照してください。
注意
オンラインバックアップでバックアップ方法としてECを使用する場合は、オンラインバックアップ前に必ず以下の操作を行ってください。
詳細については、「4.5.6 EC同期開始」を参照してください。
EC同期開始機能を実行
ECボリュームが等価性維持状態になっていることを確認
ポイント
EC同期開始機能は、オンラインバックアップでバックアップ方法としてECを使用する場合のみ必要な機能です。その他のバックアップ方法を選択した場合は、EC同期開始機能を使用しません。