リカバリ・カタログ・データベースのSYSユーザーのパスワードを指定する環境設定ファイルを「リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイル」と呼びます。
注意
クラスタ構成の環境では、環境設定ファイルを直接作成・編集することはできませんので、クラスタ構成の場合の環境設定ファイルに関する説明は省略してあります。
リカバリ・カタログ・データベースをすでに作成している場合は、設定内容を変更しないでください。設定内容を変更したい場合は、設定を変更する前に、オンラインバックアップを初期化して、リカバリ・カタログ・データベースを削除してください。
リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。
installdir/conf/confname/rmfo_rmansyspwd.ini |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイルには、1行目に、リカバリ・カタログ・データベースのSYSパスワードを指定します。
SYSパスワード |
リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイルに設定する情報を、以下に示します。
項目名 | 設定値 |
SYSパスワード | リカバリ・カタログ・データベースのSYSユーザーのパスワードを指定してください。 |
注意
このファイルの最大行数は1行です。
SYSパスワードは、必ず設定する必要があります。
このファイルは、オンライン環境設定コマンドで暗号化します。オンライン環境設定コマンドでパスワードの暗号化を行うと、リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイルの内容が暗号化され、ファイルの拡張子が「.crp」に変更されます。