ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.0 説明書

3.5.5 システム情報

詳細情報入力画面で設定する「システム情報」について説明します。

「システム情報」には、システム構成に関する情報を設定します。

設定する情報は、「3.5.2 データベース情報」の「データベース運用形態」により異なります。

データベース運用形態が「シングル」の場合

シングルサーバ構成の場合」を参照してください。

データベース運用形態が「HA」の場合

HA構成の場合」を参照してください。

データベース運用形態が「RAC」の場合

RAC構成の場合」を参照してください。


シングルサーバ構成の場合

シングルサーバ構成の場合の「システム情報」に設定する項目について、以下に示します。

項目名

項目値

ORACLE_SID

ターゲットデータベースのORACLE_SIDを指定してください。
指定可能な文字は、半角英数字です。
最大長は21文字です。
英字からはじまる値を指定してください。

注意

ORACLE_SIDは、必ず設定する必要があります。


HA構成の場合

HA構成の場合の「システム情報」に設定する項目について、以下に示します。

項目名

項目値

ホスト名

各クラスタ構成ノードでhostnameコマンドを実行し、出力されたホスト名をクラスタノードごとに指定してください。
指定可能な文字は、空白および一部の記号(「|」)を除く、半角文字です。
最大長は256文字です。

ORACLE_SID

ターゲットデータベースのORACLE_SIDを指定してください。
指定可能な文字は、半角英数字です。
最大長は21文字です。
英字からはじまる値を指定してください。

注意

必ずすべての項目に値を設定してください。


RAC構成の場合

RAC構成の場合の「システム情報」に設定する項目について、以下に示します。

項目名

項目値

ホスト名

各クラスタ構成ノードでhostnameコマンドを実行し、出力されたホスト名をクラスタノードごとに指定してください。
指定可能な文字は、空白および一部の記号(「|」)を除く、半角文字です。
最大長は256文字です。

ORACLE_SID

ターゲットデータベースのORACLE_SIDを、クラスタノードごとに指定してください。
指定可能な文字は、半角英数字です。
最大長は21文字です。
英字からはじまる値を指定してください。

アーカイブログ出力先ボリューム

アーカイブログ出力先の物理ディスクのボリュームを、クラスタノードごとに指定してください。
指定可能な文字は、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「\」、「'」および空白を除く、半角文字です。
最大長は256文字です。
“/dev/”からはじまる値を指定してください。

アーカイブログ出力先マウントポイント

アーカイブログ出力先のマウントポイントを、クラスタノードごとに絶対パスで指定してください。
指定可能な文字は、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「\」、「'」および空白を除く、半角文字です。
最大長は256文字です。
“/”からはじまる値を指定してください。
パスの最後に「/」を入れないでください。
パスの中に「//」を含まないでください。

注意

必ずすべての項目に値を設定してください。

ポイント

「アーカイブログ出力先マウントポイント」を設定する場合は、「参照」ボタンをクリックし、ディレクトリを選択することもできます。
「参照」ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

「アーカイブログ出力先マウントポイント」のパスが「ファイル名を入力:」域に正しく表示されていることを確認し、「了解」ボタンをクリックしてください。