コマンドを使用して、環境設定ファイル内のパスワードを暗号化する手順を説明します。
注意
コマンドによるパスワードの暗号化は、シングルサーバ環境でのみ実行可能です。クラスタ構成で運用環境設定を行う場合は、オンライン環境設定画面を使用してください。
パスワードの暗号化を行う前に、必要な環境設定ファイルをすべて作成して、環境設定ファイルのチェックおよび環境設定の有効化を行ってください。
環境設定ファイルについては、「3.6 オンライン環境設定ファイル」を参照してください。
環境設定ファイルのチェックについては、「3.4.1 環境設定ファイルのチェック」を参照してください。
環境設定の有効化については、「3.4.3 環境設定の有効化」を参照してください。
rootユーザーでログインします
データベースサーバにrootユーザーでログインします。root以外のユーザーでログイン後、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更することもできます。
オンライン環境設定コマンドを実行します
以下のコマンドを実行してください。
環境設定ファイルのパスワードが暗号化されます。
# installdir/bin/rmfoconfig confname -e |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。コマンド終了ステータスについては、「第10章 コマンドリファレンス」を参照してください。処理終了メッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。
実行ログを確認して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第11章 実行ログ」を参照してください。