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SystemwalkerRunbook Automation V14g BPM Studio利用ガイド

10.2.2 リモートサブプロセスのデータマッピングの定義

データが親プロセスとリモートサブプロセスとの間でやり取りされる場合は、親プロセス定義のUDAを、リモートサブプロセス定義の対応するUDAにマッピングします。また、親プロセス定義とリモートサブプロセス定義との間で、値が渡される方向も指定します。

前提条件は以下です。

親プロセス定義とリモートサブプロセス定義のデータをマッピングする方法について説明します。

  1. 親プロセス定義を開きます。

  2. [プロパティー]ビューを表示するためにRemote Subprocessノードを選択します。

  3. [データマッピング]タブを選択します。

  4. UDAをマッピングします。

    1. [マッピングタイプ]ドロップダウンリストで、マッピングするUDAのデータ型を選択します。

    2. 親プロセス定義内のUDAを選択します([ローカルプロセス定義UDA])。

    3. リモートサブプロセス内の対応するUDAの識別子(ID)を[リモートサブプロセス定義UDA]に入力します。

    4. [追加]をクリックします。

  5. UDAのデータ型がXMLの場合、[XPath]カラムの対応するフィールドをクリックするとドロップダウンリストが表示されます。UDAに設定されたXMLからデータを抽出するためのXPath式を、このドロップダウンリストから選択します。このフィールドはUDAのデータ型がXMLの場合のみ有効となり、[XPath]ドロップダウンリストには選択したUDAに関連するXPath式が含まれています。

  6. オプション: 選択したXPath式を編集したい場合、ドロップダウンリスト横に表示される参照ボタン[...]をクリックします。選択したXPath式を含む[XPathエディタ]ダイアログが表示されるので、XPath式を編集し[OK]をクリックしてください。

    注意

    編集したXPath式は[XPath]ドロップダウンリストの先頭に表示されます。

    注意

    選択したXML型UDAに関連したXPath式が[XPath]ドロップダウンリストに表示されます。選択したUDAにXMLスキーマが設定されていれば、このXMLスキーマで使用できるXPath式のリストが表示されます。選択したUDAに初期値が設定されている場合は、この初期値に基づいたXPath式のリストが表示されます。両方が設定されている場合は、XMLスキーマで使用できるXPath式のリストが表示されます。

    注意

    [XPathエディタ]はXPathの文法のみを検証します。編集したXPath式で実際にデータを指定できるかどうかについてはチェックしません。

  7. [すべてのデータマッピング]領域で、プロセス定義間でやり取りを行うデータを指定します。

    1. データ値が親プロセスからリモートサブプロセスに渡される場合は、[入力]をクリックします。

    2. データ値がリモートサブプロセスから親プロセスに渡される場合は、[出力]をクリックします。

      図10.4 データマッピングの定義