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SystemwalkerRunbook Automation V14g BPM Studio利用ガイド

第6章 電子フォームの管理

電子フォームの生成と管理のための手順について説明します。

運用自動化サーバ上で運用フローセットを動作させるためには、運用フローの他に電子フォームを作成する必要があります。電子フォームは下記のようにアプリケーションプロジェクト内の運用フローの情報を元に作成されます。

ポイント

電子フォームは1つのアプリケーションプロジェクトに対して以下の2つが生成されます。

  • 入力画面用の電子フォーム

  • 確認画面用の電子フォーム

運用自動化サーバでは、入力画面用の電子フォームは運用フローの起動時の画面表示のために利用され、確認画面用の電子フォームはそれ以外の画面表示のために利用されます。

入力画面用の電子フォーム

運用操作アクティビティの「入出力情報の設定」画面の「入力情報」において、種別に[slip]を指定した項目が表示されるよう生成されます。

この項目は画面からの入力が可能です。

図6.1 運用操作アクティビティの「入出力情報の設定」画面での入力情報の例

図6.2 入力画面用の電子フォームを元に運用自動化サーバで表示される画面の例

入力情報の設定方法については、“8.2.3 運用操作アクティビティの入出力定義”を参照してください。また、入力画面の表示については“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“伝票の申請機能”を参照してください。

確認画面用の電子フォーム

運用操作アクティビティの「入出力情報の設定」画面の「入力情報」および「出力情報」において、種別に[slip]を指定した項目が表示されるよう生成されます。

この項目は画面からの入力はできません。

図6.3 運用操作アクティビティの「入出力情報の設定」画面での入力情報および出力情報の例

図6.4 確認画面用の電子フォームを元に運用自動化サーバで表示される画面の例

入力情報および出力情報の設定方法については、“8.2.3 運用操作アクティビティの入出力定義”を参照してください。また、確認画面の表示については“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“伝票の申請機能”を参照してください。

注意

電子フォームの再作成について

電子フォームは運用フローの情報を元に作成されるため、運用フローを作成/変更した際には運用フローを保存した後に必ず電子フォームの作成/再作成を行ってください。

ポイント

複数の運用操作アクティビティの入力情報および出力情報として、種別で[slip]の同じ名前のものがある場合、作成される入力画面用の電子フォームおよび確認画面用の電子フォームでは、それらは同じ項目として扱われます。

入力情報として種別[slip]で同じ名前の項目と、種別[slip]で別の名前の項目を設定した2つの運用操作アクティビティを持つ運用フローから作成された電子フォームで表示される入力画面の例を示します。

図6.5 2つの運用操作アクティビティを含む運用フローの例

図6.6 上記運用フローの「コマンド実行1」の入力情報

図6.7 上記運用フローの「コマンド実行2」の入力情報

図6.8 上記運用フロー起動時に運用自動化サーバで表示される入力画面