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SystemwalkerRunbook Automation V14g BPM Studio利用ガイド

8.2.3 運用操作アクティビティの入出力定義

運用操作アクティビティには運用操作部品を呼び出す際の入力および出力情報を定義することができます。

注意

画面表示に関する制限事項

  • 運用操作アクティビティのプロパティ画面を表示している途中に、Windows タスクバーでInterstage BPM Studio for Systemwalkerを選択すると、プロパティ画面がInterstage BPM Studio for Systemwalkerのウィンドウの裏に隠れてしまう場合があります。この場合、[Alt + Tab] キーを押すと表示されるメニューから、[運用操作アクティビティのプロパティ]を選択することで、プロパティ画面をInterstage BPM Studio for Systemwalkerのウィンドウの前面に戻すことができます。

  • 運用操作アクティビティのプロパティ画面を閉じる際、Interstage BPM Studio for Systemwalkerのウィンドウの後にあるエクスプローラなどのウィンドウが一瞬アクティブ状態になり、画面がちらつくことがあります。

8.2.3.1 入力情報の定義

運用操作部品を呼び出す際の入力情報について説明します。

[入力情報]タブ

[入力情報]タブには運用操作部品を実行するために必要な入力情報を設定します。[入力情報]タブには運用操作部品の実行に必須な入力情報を設定する[必須]タブと、オプション(任意)の入力情報を設定する[詳細]タブがあります。[必須]タブには必ず値を設定する必要があります。[詳細]タブには設定が必要な場合のみ設定を行ってください。入力情報を変更するには、変更したい行を選択して[編集]ボタンをクリックします。

注意

[入力情報]-[詳細]タブで設定可能なパスワード情報については、運用フローでの入力情報の設定は省略することを推奨します。パスワードの入力を省略した場合、あらかじめ運用自動化サーバで設定された情報を安全に利用することができます。

運用フローでの入力情報として指定した値は外部から参照しやすい情報となってしまうため、パスワードを設定する方法としてはセキュリティの面から推奨できません。なお、本製品では、テスト環境など機密情報を保護する必要がない場合に簡単に設定できるようパスワードの値を指定できるようにしています。

[入力情報]タブの項目

項目名

説明

名前

入力情報の名前が表示されます。

データタイプ

入力情報として運用操作部品へ渡す情報のデータタイプが表示されます。

入力元

運用操作部品に渡す情報の入力元の種別と値が表示されます。

表示例: "[fixed] server1"

表示例: "[uda] hostname"

表示例: "[slip] hostname"

最小

運用操作部品に渡す情報の最小値または最小文字数が表示されます。

[データタイプ]が "INTEGER" の場合には値の最小値が表示されます。「データタイプ]が "STRING"、"PASSWORD" の場合には値の最小文字数が表示されます。

最大

運用操作部品に渡す情報の最大値または最大文字数が表示されます。

[データタイプ]が "INTEGER" の場合には値の最大値が表示されます。「データタイプ]が "STRING"、"PASSWORD" の場合には値の最大文字数が表示されます。

[入力情報の変更]ダイアログ

[入力情報の変更]ダイアログの項目

項目名

説明

名前

入力情報の名前を表示します。(編集不可)

データタイプ

入力情報のデータタイプを表示します。(編集不可)

(STRING, INTEGER, PASSWORD)

最小

運用操作部品に渡す情報の最小値または最小文字数が表示されます。(編集不可)

[データタイプ]が "INTEGER" の場合には値の最小値が表示されます。「データタイプ]が "STRING"、"PASSWORD" の場合には値の最小文字数が表示されます。

最大

運用操作部品に渡す情報の最大値または最大文字数が表示されます。(編集不可)

[データタイプ]が "INTEGER" の場合には値の最大値が表示されます。「データタイプ]が "STRING"、"PASSWORD" の場合には値の最大文字数が表示されます。

入力元

種別

入力元の種別を選択します。

- fixed (固定値)

- uda (ユーザ定義属性)

- slip (画面)

値を入力します。

※種別に "fixed" を選択した場合にラベルが "値" になります。

名前

入力とするデータが格納されている、ユーザ定義属性の名前または、画面の項目名を入力します。

※種別に "uda"、"slip" を選択した場合にラベルが "名前" になります。

※半角英数、アンダースコア、64文字以内

8.2.3.2 出力情報の定義

運用操作部品を呼び出す際の出力情報について説明します。

[出力情報]タブ

[出力情報]タブにはデフォルトの出力情報の一覧が表示されています。出力情報を変更するには、変更したい行を選択して[編集]ボタンをクリックします。

[出力情報]タブの項目

項目名

説明

出力先

出力先の種別と名前を表示します。(編集不可)

実行結果

出力先に格納される情報を表示します。

returnCode: 終了コード

stdout: 標準出力

stderr: 標準エラー出力

[追加]

新しい出力情報を追加します。

[出力情報の追加]ダイアログが表示されます。

[編集]

出力情報を編集します。

[出力情報の編集]ダイアログが表示されます。

※あらかじめ用意されている出力情報が選択されている場合、[編集]ボタンは選択できません。

[削除]

出力情報を削除します。

※あらかじめ用意されている出力情報が選択されている場合、[削除]ボタンは選択できません。

注意

あらかじめ用意されている以下の出力情報は編集および削除することはできません。

  • [uda] SWRBA_RCODE returnCode

  • [uda] SWRBA_STDOUT stdout

  • [uda] SWRBA_STDERR stderr

[出力情報の追加/変更]ダイアログ

[出力情報の追加/変更]ダイアログの項目

項目名

説明

種別

出力情報を格納する対象を選択します。

uda: ユーザ定義属性

slip: 画面

名前

出力情報を格納するユーザ定義属性の名前、または画面の項目名を入力します。

※半角英数、アンダースコア、64文字以内

実行結果

出力情報を選択します。

returnCode: 終了コード

stdout: 標準出力

stderr: 標準エラー出力

[OK]

出力情報の追加/編集を確定します。

[キャンセル]

ダイアログを閉じます。