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SystemwalkerRunbook Automation V14g 運用ガイド

3.1.1 代行者の登録

ここでは、代行者の新規登録について説明します。

注意

代行者にグループを設定することはできません。

操作

  1. [代行者設定]画面で[追加]ボタンをクリックします。

    ⇒別画面に[ユーザー検索]画面が表示されます。

  2. [ユーザー検索]画面のユーザー一覧から、代行者として設定するユーザーの[選択]ボタンをクリックします。
    ⇒[ユーザー検索]画面が閉じ、[代行者設定]画面の代行者一覧に選択したユーザーが追加されます。

    [ユーザー検索]画面の操作方法は、"8.1.2 ユーザー検索・承認者検索を使う"を参照してください。

    ポイント

    以下のユーザーは、代行者として登録できません。

    • すでに代行者として登録されているユーザー

    • ログインしているユーザー(利用者本人)

    • 委任できる権限を1つも持っていないユーザー

  3. 追加したユーザーの[詳細]ボタンをクリックします。

    ⇒別画面で[代行者詳細設定]画面が表示されます。

    代行者の詳細設定が必要なければ[閉じる]ボタンをクリックします。この場合、各設定項目にはデフォルトの値が設定されます。

    項目

    説明

    委任権限

    代行者および被代行者が共に保有している権限が表示されます。この権限の中から、代行者に委任する権限を選択します。
    デフォルトでは、すべての権限が選択されています。

    委任期間

    権限を委任する期間を指定します。[カレンダ]ボタンをクリックして日付を選択します。日付の選択方法は、"8.1.1 カレンダを使う"を参照してください。
    未指定(空白)の場合は、無期限となります。
    デフォルトでは、未指定(空白)です。

    委任伝票

    代行対象の伝票を設定します。[変更]ボタンをクリックすると、[委任伝票選択]画面が表示されます。実際の選択処理は、この画面で行います。
    デフォルトでは、代行者が処理可能なすべての伝票が表示されています。

  4. [代行者詳細設定]画面で[変更]ボタンをクリックします。

    ⇒別画面で[委任伝票選択]画面が表示されます。

    委任伝票の選択が必要なければ[閉じる]ボタンをクリックします。この場合、デフォルトの伝票が設定されます。

  5. 代行者に委任する伝票を確認します。委任する伝票のチェックボックスをチェックします。

  6. [委任伝票選択]画面で[登録]ボタンをクリックします。
    [委任伝票選択]画面で[閉じる]ボタンをクリックすると、チェックした状態が無効になり[委任伝票選択]画面が閉じます。

    ⇒[委任伝票選択]画面が閉じ、[代行者詳細設定]画面の[委任伝票]に選択した伝票名が表示されます。

  7. [代行者詳細設定]画面で、代行者に付与する委任権限をチェックします。

    委任権限には、以下のものがあります。

    権限

    説明

    申請

    運用フローに基づいて処理を申請できる権限です。

    承認

    運用フローに基づいて処理を承認できる権限です。

    運用フロー更新

    運用フローや各種定義を更新できる権限です。

    運用フロー参照

    運用フローの運用状態を参照できる権限です。

    構成参照

    構成情報を参照できる権限です。

    構成更新

    構成情報を参照および更新できる権限です。

  8. [代行者詳細設定]画面で、代行者の代行委任期間を指定します。
    [代行終了日]は、本日以降の日付を指定します。
    日付が未入力の場合は、無期限として設定されます。

  9. [代行者詳細設定]画面で[登録]ボタンをクリックします。
    ⇒[代行者詳細設定]画面が閉じ、[代行者設定]画面に設定した代行期間が表示されます。