Systemwalker Service Catalog Managerのシステムのリストアは、以下の手順で行います。
Interstage Interaction Managerのポータル機能の停止
Interstage Interaction Managerのポータル機能の運用管理コンソールを起動して、新規ログオンを抑制したあと、シャットダウンします。
Interstage Interaction Managerのポータル機能の停止方法については、“Interstage Portalworks 管理者ガイド”の“1.5 Portalworksの起動/停止”を参照してください。
Systemwalker Service Quality Coordinatorのサービスの停止
Systemwalker Service Quality Coordinatorのサービスを停止します。
Systemwalker Service Quality Coordinatorのサービスの停止方法については、“Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書”の“A.4 常駐プロセス、起動と停止”を参照してください。
Interstage Java EEのサービスの停止
Interstage Java EEの以下のサービスを停止します。
IJServerクラスタ
Interstage Java EE Node Agentサービス
Interstage Java EE DASサービス
Java DB
なお、メッセージブローカが起動されている場合は、メッセージブローカも停止してください。
Java DBの停止方法については、“Systemwalker Service Catalog Managerの停止”の手順6.を参照してください。Java DB以外のInterstage Java EEのサービスの停止方法については、“Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド”の“10.1.2.1 サービスの停止”を参照してください。
Interstageディレクトリサービスの停止
Interstageディレクトリサービスを停止します。
Interstageディレクトリサービスの停止方法については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“4.1 資源のバックアップとリストア”を参照してください。
Systemwalker Service Catalog Managerのシステムのリストア
Systemwalker Service Catalog Managerのシステムのリストアは、Interstage Application ServerのIJServerクラスタ資源のリストアコマンドを使用して行います。
以下に、バックアップ先のフォルダパスがX:\backupの場合の操作例を示します。
C:\Interstage\F3FMisjee\bin\ijrestore.bat -d X:\Backup
IJServerクラスタ資源のリストア方法の詳細は、“Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド”の“10.1.3.2 IJServerクラスタ資源のリストア”を参照してください。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの運用環境のリストア
Systemwalker Service Quality Coordinatorの運用環境をリストアします。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの運用環境のリストア方法については、“Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書”の“第11章 バックアップ/リストア”を参照してください。
Interstage Interaction Managerのポータル機能の運用環境のリストア
Interstage Interaction Managerのポータル機能の運用環境をリストアします。
Interstage Interaction Managerのポータル機能の運用環境のリストア方法については、“Interstage Portalworks 管理者ガイド”の“11.4 システム資源の保全”を参照してください。
Interstageディレクトリサービスのリポジトリのリストア
Interstageディレクトリサービスのリポジトリをリストアします。
Interstageディレクトリサービスのリポジトリのリストア方法については、“Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド”の“10.9 バックアップ・リストア”および“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“4.1 資源のバックアップとリストア”を参照してください。
注意
IJServerクラスタ資源のリストアを行う前に、isprintbackuprscコマンドで表示されたバックアップ対象サービスの資産をリストアしてください。
リストア・移入先にIJServerクラスタの資源が存在する場合は、削除したあとにリストア・移入します。そのため、バックアップ対象外のログファイルなどは、リストア・移入を行うと削除されます。
ijrestoreコマンドでJava EEの資源をリストアするには、バックアップ時のマシンの状態とリストア時のマシンの状態が以下の条件を満たしている必要があります。
同一マシン/システムであること
ホスト名、IPアドレスなどのシステム設定を変更していないこと
バックアップ資産とリストア先の環境でJDKバージョンが同一であること