Linkexpress Transactional Replication option説明書
|
目次
索引

|
12.10.3.3 tjnlcstm(TJNLの動作環境を変更する)
■機能説明
TJNLの動作環境を変更するコマンドです。以下の値を変更することができます。
- TJNLを起動する際に連動して起動する機能
- UPDATE文に対するジャーナルの格納方法
- 配付処理のエラー発生時のリトライ方法
- ジャーナル取得処理における異常時にOracleから通知される例外コード
■入力形式
------------------------------------------------
tjnlcstm [ -s sysname ] -f filename
------------------------------------------------
■パラメタ
-s sysname
TRMシステム名を指定します。本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。
-f filename
TJNLの動作環境変更定義ファイルの名前を指定します。
■注意事項
- 本コマンドは、スーパユーザの資格を持つ利用者(WindowsではAdministratorsローカルグループのユーザ)だけが実行できます。
- 本コマンドを実行する前に、TRMを起動しておく必要があります。TRMに関する詳細は"TRM"を参照してください。
- TJNLの運用状態に関連なく、本コマンドを実行できます。
- 本コマンドを実行する前に、TJNLの動作環境変更定義ファイルを作成しておく必要があります。作成方法については、"動作環境変更定義の記述"を参照してください。
- 本コマンドで変更した内容は、本コマンドの実行後のTJNL起動時に有効になります。
■使用例
例.TJNLの動作環境を変更する
------------------------------------------------
tjnlcstm -f cstmdef
------------------------------------------------
Copyright FUJITSU LIMITED 2007-2010