Linkexpress Transactional Replication option説明書
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12.10.3.1 tjnlsetup(TJNL環境を作成する)
■機能説明
TJNLの環境を新規に作成するコマンドです。
本コマンド実行時には、Oracleデータベースに接続するために使用するTJNLスーパバイザのユーザ名とパスワードを確認するための問合せが行われます。
■入力形式
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tjnlsetup [ -s sysname ] -f filename
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■パラメタ
-s sysname
TRMシステム名を指定します。本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。
-f filename
TJNL環境定義ファイルの名前を指定します。
■注意事項
- 本コマンドは、スーパユーザの資格を持つ利用者(WindowsではAdministratorsローカルグループのユーザ)だけが実行できます。
- 本コマンドを実行する前に、TRMおよびOracleデータベースを起動しておく必要があります。TRMに関する詳細は"TRM"を、Oracleデータベースに関する詳細はOracleのマニュアルを参照してください。
- 本コマンドを実行する前に、TJNLスーパバイザのユーザアカウントをOracleデータベースに登録しておく必要があります。登録方法については、"TJNLスーパバイザの登録"を参照してください。
- 本コマンドを実行する前に、TJNL環境定義ファイルを作成しておく必要があります。作成方法については、"TJNL環境定義の作成"を参照してください。
なお、取得対象のOracleデータベースのバージョンとTJNL環境定義ファイルの[DBMSInformation]セクションに指定しているOracleデータベースのバージョンが不一致の場合、本コマンドが失敗します。[DBMSInformation]セクションの詳細については、"TJNL環境定義の作成"を参照してください。
- TJNLスーパバイザのユーザ名に関して英大文字と英小文字を区別する場合には、問合せの際にユーザ名をダブルクォーテーションで囲んで指定してください。
■使用例
例.TJNLの環境を作成する
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tjnlsetup -f tjnldef
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