Linkexpress Transactional Replication option説明書
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11.9.3.2 tjnlunsetup(TJNL環境を削除する)
■機能説明
TJNLの環境を削除するコマンドです。通常、ジャーナル取得ファイルに配付されていないジャーナルが存在しない場合に削除できます。配付されていないジャーナルがある場合は、-cオプションを指定して強制的に削除することもできます。
本コマンド実行時には、コマンドの実行を再確認するための問合せが行われます。
■入力形式
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tjnlunsetup [ -s sysname ] [ -c ]
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■パラメタ
-s sysname
TRMシステム名を指定します。本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。
-c
ジャーナル取得ファイルに配付されていないジャーナルが存在しても、強制的にTJNLの環境を削除する場合に指定します。配付されていないジャーナルは消失します。
■注意事項
- 本コマンドは、スーパユーザの資格を持つ利用者(WindowsではAdministratorsローカルグループのユーザ)だけが実行できます。
- 本コマンドを実行する前に、TRMおよびSymfoware/RDBを起動しておく必要があります。TRMに関する詳細は"TRM"を、Symfoware/RDBに関する詳細はSymfowareのマニュアルを参照してください。
- 強制削除では、エラーが発生しても処理を継続します。そのため、ジャーナル取得ファイルとして作成したデータベースが削除されずに残ることがあります。その場合は、Symfoware/RDBのコマンドを使用してジャーナル取得ファイルとして作成したデータベースを削除してください。ジャーナル取得ファイルのデータベース名についての詳細は、TJNL環境定義ファイルの"記述内容の説明"を参照してください。
■使用例
例.TJNLの環境を削除する
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tjnlunsetup
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