Symfoware Server Mirroring Controller コマンドリファレンス |
目次
索引
![]() ![]() |
第2章 Mirroring Controllerコマンド |
rdbbcdcu -- DCUの構成情報および運用情報の表示
rdbbcdcu -V [ -b ]
DCUの構成情報および運用情報を表示します。
-VDCUの構成情報および運用情報を表示する場合に指定します。
-bDCUを構成するすべてのRLPについて、RLPごとの情報を表示する場合に指定します。
本オプションを省略した場合には、以下のRLPが表示対象となります。
主系RLP
主系RLPが存在しない場合にはDCUを構成するすべてのRLP
$ rdbbcdcu -V LogGroup : system (1) RLCbuffNum : 128 (2) RLCbuffSize : 2K (3) RLCnum : 3 (4) RLCsize : 10240K (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) RLPid RLPname Kind OnMode OnStat RLPstat InhCause ConStat DisConCause 1 rlp001 origin capture online normal - connection -(1) ロググループ名 (2) RERUNログバッファ数 (3) RERUNログバッファ1枚のサイズ K : キロバイト (4) DCUの各RLPのRLC数 (5) DCUの各RLPのRLCサイズ (6) RLPのID RLPのIDを表示します。 (7) RLP名 RLP名を表示します。 (8) RLP種別 origin : 複写元RLP duplicate : 複写先RLP (9) RLPのオンラインモード init : 初期状態 capture : 正系ノード reflect : 副系ノード (10)オンライン・オフライン状態 RLPのオンライン・オフライン状態を表示します。 Symfoware Serverが停止中の場合は、Symfoware Serverを停止した 時点でのオンライン・オフライン状態を表示します。 init : 初期状態 online : オンライン suspend : 休止オフライン switch : 切替えオフライン standby : 待機オフライン term : 終了オフライン (11) RLP状態 normal : 正常 RLPinh(own) : RLP閉塞(自ノード) RLPinh(other) : RLP閉塞(相手ノード) (12) RLPの閉塞原因 dev(RLM) : RLMデバイス障害 dev(RLC) : RLCデバイス障害 dev(ext) : RERUNログ引継ぎファイル障害または RERUNログ抽出作業域障害 dev(mndb) : BC管理DB障害 lack(RLC) : RLC容量不足 RLPが閉塞していない場合は、「-」が表示されます。 (13) コネクション状態 connection : コネクション状態 disconnection : ディスコネクション状態 (14) ディスコネクション原因 - : 相手ノードのDBミラーリングサービスが停止中 other-down : 相手ノードがダウン状態 own-stop : Symfoware Serverの停止中
例DCUの構成情報および運用情報を表示します。rdbbcdcu -V
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
表示項目の“RLPstat”は、以下の場合、相手ノードのRLP状態が取得できないため、“RLPinh(other)”ではなく“normal”と表示される場合があります。
相手ノードでRLP閉塞が発生している かつ、
相手ノードのRLP閉塞原因がRLMのデバイス障害である、または、ディスコネクション状態である
本コマンドは、モニタデーモンの起動状態に関係なく実行可能です。
Symfoware Serverの起動状態による本コマンドの実行可否については、“Symfoware Serverの起動状態ごとの動作一覧”を参照してください。
DBミラーリングサービスの状態による本コマンドの実行可否については、“DBミラーリングサービスの状態ごとの動作一覧”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |