Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド |
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付録D 利用者業務を設計する際の注意事項 | > D.3 Symfoware Serverの操作に対する実行抑止について |
実行抑止の対象となる順序番号を生成する操作には、RDBコマンドと業務アプリケーションからの順序番号の生成操作があります。
順序番号を生成するSQL文を業務アプリケーションより発行した場合に実行抑止の対象になります。
順序番号を生成するSQL文とは、SQL文中に順序のNEXTVALとCURRVALを指定したり、表の既定値として順序番号を補うようなSQL文を示します。
順序番号の生成が可能なSQL文については、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。
以下のRDBコマンドを実行した場合に実行抑止の対象になります。
rdbexecsqlコマンド
rdbunlsqlコマンド
rdbsloaderコマンド
rdbsaloaderコマンド
rdbsuloaderコマンド
なお、rdbexecsqlコマンドおよびrdbunlsqlコマンドは、“実行抑止の対象となるSQL文”を発行した場合に、実行抑止の対象になります。
また、rdbsloaderコマンド、rdbsaloaderコマンド、およびrdbsuloaderコマンドの場合には、表の既定値として順序番号を補うような操作を実行した場合に、実行抑止の対象になります。
順序定義に指定した割当順序数指定“CACHE”の値によっては、実行抑止の状態でも、RDBコマンドおよび業務アプリケーションによる順序番号の生成の操作が継続できることがあります。この場合、正系ノードおよび正系ノードでの順序番号の整合性は保証されているため、DBミラーリングシステムの運用には問題ありません。
各RDBコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
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