Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド |
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付録D 利用者業務を設計する際の注意事項 | > D.3 Symfoware Serverの操作に対する実行抑止について |
RDBコマンドや業務アプリケーションの操作に対する実行抑止の状態は、RLPのオンライン・オフライン状態およびオンラインモードによって決定されます。
dxsvstartコマンドおよびdxsvstopコマンドにより、RLPの状態が変化します。
dxsvstartコマンドとdxsvstopコマンド実行後のRLPの状態を、以下に示します。
コマンド名 |
オプション |
RLPの状態(主系) |
補足 |
dxsvstartコマンド |
-c |
オンライン(複写元) |
|
-r |
オンライン(複写先) |
|
|
dxsvstopコマンド |
なし |
オフライン(切替え) |
複写元で実行すると両ノードで左記の状態となります。 |
-r |
変化なし |
コマンド実行前の状態と同じです。 |
|
-m |
オフライン(休止) |
|
|
-term |
オフライン(終了) |
|
なお、DCUの定義後、dxsvstartコマンド実行までの間、RLPはオフライン(初期状態)となります。
RLPがオンライン状態でrdbstopを実行すると、オフライン(休止)となります。
dxswitchコマンドを実行すると、正系ノードのSymfoware/RDBは自動または手動により停止し、副系ノードのRLPは以下のように変化します。
dxswitchコマンドのオプションなしは、副系ノードをオンライン(複写元)にします。
dxswitchコマンドの-nオプションは、副系ノードをオンライン(複写元)にします。
dxswitchコマンドの-forceオプションは、副系ノードをオフライン(終了)にします。
以降ではdxsvstartコマンドおよびdxsvstopコマンド内で実行されるRLPのオンラインまたはオフライン状態を元に、実行抑止を説明します。
実行抑止の状態か否かは、rdbbcdcuコマンドにより取得したRLPのオンライン・オフライン状態およびオンラインモードと、実行する操作の関係により実行抑止状態かどうかを判断してください。
なお、これらの関係については、“RLPの状態とRDBコマンドおよび業務アプリケーションの操作ごとの実行抑止の関係”を参照してください。
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