Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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第2章 セットアップ> 2.2 動作環境の設定

2.2.3 ログの送受信を行う環境の決定

DBミラーリングシステムでは、RERUNログの送受信にRLPを利用します。
RLPは、各ノードでそれぞれ送信用と受信用の2つを用意し、2つのRLPのうち、1つのRLPが正系ノードのRERUNログを副系ノードへ送付します。このRLPを主系RLPと呼びます。もう1つのRLPは待機状態になります。このRLPを従系RLPと呼びます。
2つのRLPは、正系ノードと副系ノードの運用が切替わった場合、主系RLPが従系RLPになり、従系RLPが主系RLPになります。
この2つのRLPを、DCU(DBミラーリング Control Unit)と呼びます。

以降のセットアップでDCUを構成する2つのRLPを作成するにあたり、どちらのサーバを正系ノードとして運用するかを決め、それにあわせて主系RLP、従系RLPを決定してください。
RLPについては、各ノードのRLPをRERUNログの複写元を複写元RLP、RERUNログの複写先を複写先RLPと呼びます。

セットアップでは、DCUを構成する主系RLPと従系RLPにRLP名をつけてください。

RLP名は、128バイト以内の先頭が英字で始まる英数字で決定します。


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