Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド |
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第1章 セットアップの準備 | > 1.2 運用の設計 | > 1.2.3 アプリケーションサーバの設計 |
利用者業務は、データベースサーバにアクセスする場合、Connection Managerを利用して接続します。
DBミラーリングシステムでは、Connection Managerをフェイルオーバ運用(1:1運用待機型の構成)として設計します。このようにすることで、アプリケーションは正系ノードのデータベースに自動的に接続されます。
本項では設計に関する注意事項を説明します。
フェイルオーバコネクション自動切替え機能はプレコネクション切替え方式を利用します。
DBミラーリングシステムのノードごとのデータベース状態を、Connection Managerのマニュアル内のフェイルオーバ運用で説明している状態と、以下のように対応させてください。
データベースサーバの状態 |
Connection Managerのフェイルオーバ運用での見え方 |
---|---|
正系ノードのサービス中(注) |
運用系 |
副系ノードのサービス中(注) |
待機系 |
上記以外 |
接続不可 |
注)各ノードの状態の詳細は、“運用ガイド”の“DBミラーリングシステムの状態遷移”を参照してください。
正系ノード、副系ノードのデータベースのRDBシステム名は、それぞれ別の名前にします。このとき、Connection ManagerのAPC動作環境ファイルで指定するRDBシステム名は、運用開始時に正系ノードとして運用を行うRDBシステム名を指定してください。
以下にデータベースサーバ1(host1)を正系ノードで運用する場合の例を示します。
Connection Managerのフェイルオーバ運用やAPC動作環境ファイルの詳細は、“Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”を参照してください。
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