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Interstage Service Integrator Studio ISI Studio ヘルプ

B.2.1 インバウンドのサービスエンドポイント

インバウンドサービスを利用する定義について例示します。

RMIの定義

同期型のインバウンドサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式にRMIを指定します。

画面例

図B.7 図:RMIの画面例(プロパティビュー)

指定例
表B.5 表:プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“RMI”が表示されます。

メッセージング

“同期”が表示されます。

キュー名

指定不要です。
同期の場合、キューに格納されません。

ISIサーバ名

接続するISIサーバ名を選択します。以下のどちらかの形式で指定してください。

  • ESIServer(デフォルト)

  • ESIServer_識別子
    識別子は、5文字以内の半角英数字です。

必須
ESIServer

シーケンスルーティングを使用する

シーケンスで振り分けるかどうかを指定します。
シーケンスの代わりにルーティングを指定してメッセージを振り分ける場合は、チェックボックスをオン(チェックつき)にし、ルーティング名を選択してください。

デフォルトは、“シーケンスで振り分ける”(チェックなし)です。

シーケンス名

実行するシーケンス名を選択します。

必須
calctest

[参照]ボタン

シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログボックスを表示します。

JAX-RPCの定義

SOAPのRPC機能(JAX-RPC)を利用したインバウンドサービスエンドポイントを定義する場合は、接続方式にJAX-RPCを指定します。JAX-RPCには、同期型、非同期型の2種類があります。

画面例

図B.8 JAX-RPC(同期)の画面例(プロパティビュー)

図B.9 図:JAX-RPC(非同期)の画面例(プロパティビュー)

指定例
表B.6 表:プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“JAX-RPC”が表示されます。

メッセージング

サービスエンドポイント作成時に指定したメッセージング種別(同期/非同期)が表示されます。

キュー名

メッセージ送受信APIの接続先キュー名を指定します。
メッセージングが“非同期”の場合、必須です。
“同期”の場合は、指定不要です。

ESIInboundQueue

ISIサーバ名

接続するISIサーバ名を指定します。以下のどれかの形式で指定してください。(※1)
メッセージングが“同期”の場合、必須です。
“非同期”の場合は、指定不要です。

  • ESISOAPServer(デフォルト)

  • ESIServer

  • ESIServer_識別子
    識別子は、5文字以内の半角英数字です。

シーケンスルーティングを使用する

シーケンスで振り分けるかどうかを指定します。
シーケンスの代わりにルーティングを指定してメッセージを振り分ける場合は、チェックボックスをオン(チェックつき)にし、ルーティング名を選択してください。

デフォルトは、“シーケンスで振り分ける”(チェックなし)です。

シーケンス名

実行するシーケンス名を選択します。

必須
calctest

[参照]ボタン

シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログボックスを表示します。

接続先URL

ISIサーバが公開するWebサービス(JAX-RPC用)のURLを指定します。

必須
http://MyHost/esisoap/services/ESISoapRpcProvider

接続タイムアウト時間(ミリ秒)

接続先から応答がない場合、接続を切断するタイムアウト時間をミリ秒で指定します。(※2)
0~999999の範囲の整数を指定してください。
デフォルトは、利用するSOAPエンジンに依存します。

  • Interstage Application Server
    300000(5分)

  • AXIS
    60000(1分)

60000

メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する

メッセージを蓄積するかどうかを指定します。
蓄積する場合は、[メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

蓄積する(チェックつき)

Basic認証を実施

Basic認証を行うかどうかを指定します。
Basic認証を行う場合は、[Basic認証を実施]チェックボックスをオン(チェックつき)にし、[Basic認証のログインユーザ名]、[Basic認証のログインパスワード]を指定してください。

行わない(チェックなし)

Basic認証のログインユーザ名

Basic認証のログインユーザ名を指定します。

Basic認証のログインパスワード

Basic認証のログインパスワードを指定します。

Proxyサーバを使用

プロキシサーバを使用するかどうかを指定します。
プロキシサーバを使用する場合は、[Proxyサーバを使用]チェックボックスをオン(チェックつき)にし、[Proxyサーバのホスト名]、[Proxyサーバのポート番号]を指定してください。

使用する(チェックつき)

Proxyサーバのホスト名

プロキシサーバのホスト名を指定します。

proxy.proxyhost.com

Proxyサーバのポート番号

プロキシサーバのポート番号を指定します。
0~65535の範囲の整数を指定してください。

最大5バイト
8080

Proxyを使用しないホスト名

プロキシを経由せずに接続するホスト名を指定します。
“|”区切りで複数のホスト名を指定できます。また、ワイルドカード文字 (*) によるマッチングも指定できます。

localhost|*.myhost.com

Proxyサーバ認証

プロキシサーバの利用者認証を行うかどうかを指定します。
プロキシサーバの利用者認証を行う場合は、[Proxyサーバ認証]チェックボックスをオン(チェックつき)にし、[Proxyサーバのログインユーザ名]、[Proxyサーバのログインパスワード]を指定してください。

行う(チェックつき)

Proxyサーバのログインユーザ名

プロキシサーバのログインユーザ名を指定します。

proxyUserName

Proxyサーバのログインパスワード

プロキシサーバのログインパスワードを指定します。

proxyPassword

※1:ISIサーバ名で“ESISOAPServer”を指定すると、SOAP受信処理とシーケンス処理を同一のサーバで処理できます。ISI内部でのサーバ間通信が不要になるため、より高速な処理が可能になります。
※2:タイムアウト時間がISIサーバの処理時間より短い場合、接続タイムアウトが発生します。接続タイムアウトが発生すると、ISIクライアント側でエラーになったり、データが消失したりする可能性があるため、タイムアウト時間は、ISIサーバの処理時間より長めに設定してください。

JMSの定義

非同期型のインバウンドサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式にJMSを指定します。

画面例

図B.10 図:JMSの画面例(プロパティビュー)

指定例
表B.7 表:プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“JMS”が表示されます。

メッセージング

“非同期”が表示されます。

キュー名

メッセージ送受信APIの接続先キュー名を指定します。

必須
ESIInboundQueue

ISIサーバ名

指定不要です。

シーケンスルーティングを使用する

シーケンスで振り分けるかどうかを指定します。
シーケンスの代わりにルーティングを指定してメッセージを振り分ける場合は、チェックボックスをオン(チェックつき)にし、ルーティング名を選択してください。

デフォルトは、“シーケンスで振り分ける”(チェックなし)です。

シーケンス名

実行するシーケンス名を選択します。

必須
calctest

[参照]ボタン

シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログボックスを表示します。

JMS-Rの定義

JMS-Rを利用したインバウンドサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式にJMS-Rを指定します。

画面例

図B.11 図:JMS-Rの画面例(プロパティビュー)

指定例
表B.8 表:プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“JMS-R”が表示されます。

メッセージング

“非同期”が表示されます。

キュー名

メッセージ送受信APIの接続先キュー名を指定します。

必須
ESIInboundQueue

ISIサーバ名

指定不要です。

シーケンスルーティングを使用する

シーケンスで振り分けるかどうかを指定します。
シーケンスの代わりにルーティングを指定してメッセージを振り分ける場合は、チェックボックスをオン(チェックつき)にし、ルーティング名を選択してください。

デフォルトは、“シーケンスで振り分ける”(チェックなし)です。

シーケンス名

実行するシーケンス名を選択します。

必須
calctest

[追加]ボタン

シーケンスを追加します。

[参照]ボタン

シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログボックスを表示します。

[削除]ボタン

シーケンスを削除します。

メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する

メッセージを蓄積するかどうかを指定します。
蓄積する場合は、[メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

蓄積する(チェックつき)

SOAP(.NET)の定義

.NETから呼び出しを行うためのSOAPのRPC機能を利用したインバウンドサービスエンドポイントを定義する場合は、接続方式にSOAP(.NET)を指定します。

画面例

図B.12 SOAP(.NET)の画面例(プロパティビュー)

指定例
表B.9 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“SOAP(.NET)”が表示されます。

メッセージング

“同期”が表示されます。

キュー名

指定不要です。
同期の場合、キューに格納されません。

ISIサーバ名

接続するISIサーバ名を指定します。以下のどちらかの形式で指定してください。

  • ESIServer(デフォルト)

  • ESIServer_識別子
    識別子は、5文字以内の半角英数字です。

必須
ESIServer

シーケンスルーティングを使用する

シーケンスで振り分けるかどうかを指定します。
シーケンスの代わりにルーティングを指定してメッセージを振り分ける場合は、チェックボックスをオン(チェックつき)にし、ルーティング名を選択してください。

デフォルトは、“シーケンスで振り分ける”(チェックなし)です。

シーケンス名

実行するシーケンス名を選択します。

必須
calctest

[参照]ボタン

シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログボックスを表示します。