メッセージ送信では、以下の操作ができます。
ルーティングなしのメッセージ送信
ルーティングありのメッセージ送信
ルーティング機能を使用しないで、指定したサービスエンドポイントにメッセージ送信する場合のステップ情報(詳細)の指定例は、以下のとおりです。
この例では、アウトバウンド同報を利用し、サービスエンドポイント“send01”、“send02”、“send03”に同じメッセージ送信しています。
図B.2 ルーティングなし送信の画面例(プロパティビュー)
項目 | 説明 | 指定例 | |
---|---|---|---|
アウトバウンド同報での動作 | エラー発生時に処理を継続するかどうかを指定します。 | ||
| 以降の送信を | 複数のサービスエンドポイントに送信する際、途中のサービスエンドポイントで送信エラー(キューへの格納失敗など)が発生した場合に、後続の送信を継続するかどうかを指定します。以下から選択します。
(注)アウトバウンド同報で送信エラーが発生した場合、“継続する”を指定した場合でも、[以降のステップを]に“中断する”が指定されている場合、同報送信は行われません。 | 継続する |
以降のステップを | アウトバウンド同報で送信エラーが発生した場合に、後続のステップを継続するかどうかを指定します。以下から選択します。
| 中断する | |
サービスエンドポイント名 | |||
1 | 送信先のサービスエンドポイント名を指定します。 | ||
値の種別 | パラメタに指定する値のタイプを指定します。以下から選択します。
| 選択 | |
サービスエンドポイント名 | サービスエンドポイント名を指定します。 | send01 | |
2 | アウトバウンド同報を利用する場合、2つめのサービスエンドポイントを指定します。 | ||
値の種別 | パラメタに指定する値のタイプを指定します。以下から選択します。
| 選択 | |
サービスエンドポイント名 | サービスエンドポイント名を指定します。 | send02 | |
3 | アウトバウンド同報を利用する場合、3つめのサービスエンドポイントを指定します。 | ||
値の種別 | パラメタに指定する値のタイプを指定します。以下から選択します。
| 選択 | |
サービスエンドポイント | サービスエンドポイント名を指定します。 | send03 | |
[追加]ボタン | 送信先を追加します。 | ||
[削除]ボタン | 送信先を削除します。 | ||
ファイルベース処理 | ファイルベースでシーケンス処理を行うかどうかを指定します。 |
ルーティング機能を使用して、条件に合ったサービスエンドポイントにメッセージ送信する場合のステップ情報(詳細)の指定例は、以下のとおりです。
この例では、ルーティング“rout-1”で指定した条件に従って、メッセージを送信します。
図B.3 ルーティングあり送信(ルーティング定義を使用する)の画面例(プロパティビュー)
この例では、ヘッダ“price”の値が“1000”の場合は、サービスエンドポイント“endpointA”で定義された送信先にメッセージを送信します。
この条件を満たさず、ヘッダ“company”の文字列が“Fujitsu”の場合は、サービスエンドポイント“endpointB”で定義された送信先にメッセージを送信します。
どちらの条件も満たさない場合は、サービスエンドポイント“endpoint1”で定義された送信先にメッセージを送信します。
図B.4 ルーティングあり送信(ルーティング定義を使用しない)の画面例(プロパティビュー)
項目 | 説明 | 指定例 | |
---|---|---|---|
ルーティング定義 | ルーティング定義を指定するかどうかを指定します。以下から選択します。
| 使用しない | |
ルーティング名 | 送信する条件を指定したルーティングを指定します。 | rout-1 | |
ファイルベース処理 | ファイルベースでシーケンス処理を行うかどうかを指定します。 | ファイルベースでシーケンス処理を行わない(チェックなし) | |
下記条件以外の送信先 | どの条件式にも当てはまらなかった場合の送信先サービスエンドポイントを指定します。 | endpoint1 | |
条件 | |||
1 | 条件式と送信先サービスエンドポイントを指定します。 | ||
条件式 | 条件式を指定します。詳細は、“条件式”を参照してください。 | $price == 1000 | |
サービスエンドポイント名 | サービスエンドポイント名を指定します。 | endpointA | |
2 | 条件式と送信先サービスエンドポイント名を指定します。 | ||
条件式 | 条件式を指定します。詳細は、“条件式”を参照してください。 | $company @EQUAL@ "Fujitsu" | |
サービスエンドポイント | サービスエンドポイント名を指定します。 | endpointB | |
[追加]ボタン | 条件を追加します。 |
| |
[編集]ボタン | 送信条件を指定するダイアログボックスが表示されます。 |
| |
[削除]ボタン | 条件を削除します。 |
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図B.5 [送信条件]ダイアログボックスの画面例