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Interstage Service Integrator Studio ISI Studio ヘルプ

10.2.4 カスタムアダプタの定義

画面例(同期)

図10.13 カスタム(同期)の画面例(プロパティビュー)

画面例(非同期)

図10.14 カスタム(非同期)の画面例(プロパティビュー)

表10.9 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“カスタム”が表示されます。

メッセージング

サービスエンドポイント作成時に指定したメッセージング種別(同期/非同期)が表示されます。

キュー名

メッセージング種別が非同期の場合、送信用アダプタにリクエストを渡すためのキュー名を指定します。

必須

ESISendQueue

ISIサーバ名

指定不要です。

JNDI名

Interstage Application ServerのJNDI機能を利用してアウトバウンドサービスのカスタムアダプタをlookupするためのJNDI名を指定します。
“java:comp/env/eis/”で始まるJNDI名を指定してください。

java:comp/env/eis/EISVendorConnectionFactory

ConnectionSpecの実装クラス名

アウトバウンドサービスのカスタムアダプタが提供するjavax.resource.cci.ConnectionSpecの実装クラスの完全限定名(名前空間を含むクラス名)を指定します。
アウトバウンドアダプタがConnectionSpecを必要としない場合は、省略することが可能です。

ConnectionSpecのパラメタ

ConnectionSpecの実装クラスに実装されているプsetterメソッドを指定します。

プロパティに指定できる型は、以下のとおりです。以下のいずれかを型として指定します。

  • boolean

  • short

  • int

  • long

  • float

  • double

  • String

InteractionSpecの実装クラス名

アウトバウンドサービスのカスタムアダプタが提供するjavax.resource.cci.InteractionSpecの実装クラスの完全限定名(名前空間を含むクラス名)を指定します。
InteractionSpecの実装クラス名は省略できません。

com.vendor.eis.cci.EISVendorInteractionSpec

InteractionSpecのパラメタ

InteractionSpecの実装クラスに実装されているsetterメソッドおよび、指定する型、値を指定します。

プロパティに指定できる型は、以下のとおりです。以下のいずれかを型として指定します。

  • boolean

  • short

  • int

  • long

  • float

  • double

  • String

メソッド名:setFunctionName

型:String

値:CUSTOM

Interactionの実行メソッド形式

Interactionクラスのexecuteメソッドのタイプを指定します。
以下のいずれかを指定します。

  • boolean復帰型
    boolean execute(
            InteractionSpec ispec,
            Record input,
            Record output)
    メソッドを使用する。

  • Record復帰型
    Record execute(
            InteractionSpec ispec,
          Record input)
    メソッドを使用する。

boolean復帰型

入力Recordの形式

入力Recordの形式にあわせて、以下のいずれかを選択します。

  • Indexed
    IndexedRecordを使用します。

  • Mapped
    MappedRecordを使用します。

Indexed

アダプタ呼び出し元の文字コード

シーケンスから渡すデータの文字コードを指定します。“文字列型でペイロード”を利用する場合のみ有効です。
指定を省略した場合、“UTF-8”指定として動作します。

UTF-8

入力Recordのパラメタ

  • IndexedRecordの場合

    受け渡すメッセージを“共通メッセージからの値取得元”を以下から選択します。

    • ヘッダ

      ヘッダを指定した場合は、ヘッダのキー名を“共通メッセージから取得する値の格納位置”に指定します。

    • バイナリ型でペイロード

    • 文字列型でペイロード

  • MappedRecordの場合

    MappedRecordのキー名をRecordのキー名に指定します。

    また、それぞれのキーに対して受け渡すメッセージを“共通メッセージからの値取得元”を以下から選択します。

    • ヘッダ

      ヘッダを指定した場合は、ヘッダのキー名を“共通メッセージから取得する値の格納位置”に指定します。

    • バイナリ型でペイロード

    • 文字列型でペイロード

バイナリ型でペイロード

出力Recordの形式

出力Recordの形式にあわせて、以下のいずれかを選択します。

  • Indexed
    IndexedRecordを使用します。

  • Mapped
    MappedRecordを使用します。

Indexed

アダプタ呼び出し結果の文字コード

シーケンスが受け取るデータの文字コードを指定します。“文字列型でペイロード”を利用する場合のみ有効です。
指定を省略した場合、“UTF-8”指定として動作します。

UTF-8

出力Recordのパラメタ

  • IndexedRecordの場合

    受け取るメッセージを“共通メッセージからの値取得元”を以下から選択します。

    • ヘッダ

      ヘッダを指定した場合は、ヘッダのキー名を“共通メッセージから取得する値の格納位置”に指定します。

    • バイナリ型でペイロード

    • 文字列型でペイロード

  • MappedRecordの場合

    MappedRecordのキー名をRecordのキー名に指定します。

    また、それぞれのキーに対して受け取るメッセージを“共通メッセージからの値取得元”を以下から選択します。

    • ヘッダ

      ヘッダを指定した場合は、ヘッダのキー名を“共通メッセージから取得する値の格納位置”に指定します。

    • バイナリ型でペイロード

    • 文字列型でペイロード

バイナリ型でペイロード

メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する

メッセージング種別が非同期の場合にメッセージを蓄積するかどうかを指定します。
蓄積する場合は、[メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

蓄積する(チェックつき)