Command Launcherを使用する場合のステップ情報(個別)の指定例は、以下のとおりです。
この例では、現在のペイロードを入力データとし、コマンド“C:\run.exe”を実行しています。
復帰値が“-1”、“0”、“1”以外は、シーケンスはエラーとなります。
画面例
図9.29 Command Launcherの画面例(プロパティビュー)
指定例
項目 | 説明 | 指定例 |
---|---|---|
実行コマンド | パラメタに指定する値のタイプを指定します。以下から選択します。
| ダイレクト入力 |
呼び出す実行コマンドを絶対パスで指定します。 |
| |
正常とみなす復帰値 | コマンドが正常終了した場合に返す復帰値を指定します。 | -1,0,1 |
ペイロード | “$[PAYLOAD]”に渡すペイロードを指定します。以下から選択します。
| @current |
ファイルベース処理 | ファイルベースでシーケンス処理を行うかどうかを指定します。 | ファイルベースでシーケンス処理を行わない(チェックなし) |
“$[PAYLOAD]”を指定した場合、[ペイロード]で指定したペイロードをファイルに出力し、実行コマンドに渡されます。
出力されるファイルパスは、以下のとおりです。このファイルは、Command Launcher実行後に自動的に削除されます。
“<INSDIR>\var\temp\mf\ESI-[実行シーケンス名]-[yyyyMMddHHmmssSSS]-[5けたの乱数]”
“/opt/FJSVesi/var/temp/mf/ESI-[実行シーケンス名]-[yyyyMMddHHmmssSSS]-[5けたの乱数]”
Command Launcherは、実行後に復帰しないで、起動し続けるアプリケーションには対応していません。実行後起動し続けるようなコマンドラインアプリケーションは、指定しないでください。