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Interstage Service Integrator Studio ISI Studio ヘルプ

9.16 コマンドを実行する

Command Launcherを使用する場合のステップ情報(個別)の指定例は、以下のとおりです。

この例では、現在のペイロードを入力データとし、コマンド“C:\run.exe”を実行しています。
復帰値が“-1”、“0”、“1”以外は、シーケンスはエラーとなります。

画面例

図9.29 Command Launcherの画面例(プロパティビュー)

指定例

表9.27 プロパティの項目

項目

説明

指定例

実行コマンド

パラメタに指定する値のタイプを指定します。以下から選択します。

  • ダイレクト入力(デフォルト)
    実行するコマンドを直接入力します。埋込み文字列“$[PAYLOAD]”を指定すると、[ペイロード]で指定した、ペイロードに置き換えられます。

  • ヘッダキー
    パラメタに渡す値が格納されたヘッダキーを指定します。

ダイレクト入力

呼び出す実行コマンドを絶対パスで指定します。


C:\run.exe -f $[PAYLOAD]

/bin/run -f $[PAYLOAD]

正常とみなす復帰値

コマンドが正常終了した場合に返す復帰値を指定します。
複数の復帰値を指定する場合は、“,”(半角カンマ)で区切って指定してください。

-1,0,1

ペイロード

“$[PAYLOAD]”に渡すペイロードを指定します。以下から選択します。

  • @start
    シーケンス起動時のペイロード

  • @current(デフォルト)
    現在のペイロード

  • ステップ名
    表示されているステップ処理後のペイロード

@current

ファイルベース処理

ファイルベースでシーケンス処理を行うかどうかを指定します。
ファイルベースでシーケンス処理を行う場合は、[ファイルベース処理]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

ファイルベースでシーケンス処理を行わない(チェックなし)

“$[PAYLOAD]”を指定した場合、[ペイロード]で指定したペイロードをファイルに出力し、実行コマンドに渡されます。
出力されるファイルパスは、以下のとおりです。このファイルは、Command Launcher実行後に自動的に削除されます。

“<INSDIR>\var\temp\mf\ESI-[実行シーケンス名]-[yyyyMMddHHmmssSSS]-[5けたの乱数]”

“/opt/FJSVesi/var/temp/mf/ESI-[実行シーケンス名]-[yyyyMMddHHmmssSSS]-[5けたの乱数]”

Command Launcherは、実行後に復帰しないで、起動し続けるアプリケーションには対応していません。実行後起動し続けるようなコマンドラインアプリケーションは、指定しないでください。