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Interstage Service Integrator Studio ISI Studio ヘルプ

5.1.2 WSDLからインポートする

WSDLをもとに、サービスエンドポイントを作成する方法について説明します。
操作手順は、以下のとおりです。

  1. ISIナビゲータービューでサービスエンドポイントのツリーをダブルクリックします。
    ⇒サービスエンドポイントエディタが表示されます。

  2. [WSDLインポート]ボタンをクリックします。
    ⇒[WSDLインポート(1ページ目)]ダイアログボックスが表示されます。

    図5.3 [WSDLインポート(1ページ目)]ダイアログボックスの画面例

  3. WSDLファイルを絶対パスまたはURLで指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    • [参照]ボタンをクリックすると、[ファイル一覧]ダイアログボックスが表示され、WSDLファイルを選択できます。

    • [UDDI検索]ボタンをクリックすると、UDDIサーバからWSDLを検索し、WSDLファイルを参照するためのURLを取得できます。

      図5.4 [UDDI Browser]ダイアログボックスの画面例

      • [UDDI Query Server]にUDDIサーバのURLを指定します。

      • サービス名([Services]タブ)、サービスプロバイダ([Businesses]タブ)、tModel([tModels]タブ)から検索対象を選択します。

      • 検索キーワードを入力し、[Search]ボタンをクリックします。検索キーワードには、1つまたは複数の文字の代わりに、パーセント記号(%)をワイルドカードとして使用できます。

      • 検索結果から使用したいサービスを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    ⇒[WSDLインポート(2ページ目)]ダイアログボックスが表示されます。

    図5.5 [WSDLインポート(2ページ目)]ダイアログボックスの画面例

    表5.3 [WSDLインポート(2ページ目)]ダイアログボックスの項目

    項目

    説明

    備考

    WSDLサービスエンドポイント

    WSDLファイルに定義されているサービスエンドポイントの一覧が表示されます。

      

    アクセスポイント

    選択しているサービスエンドポイントのアクセスポイントが表示されます。

      

    [戻る]ボタン

    [WSDLインポート(1ページ目)]ダイアログボックスへ戻ります。

      

    [次へ]ボタン

    [WSDLインポート(3ページ目)]ダイアログボックスを表示します。

    3ページ目ではサービスエンドポイントの利用シーン、説明、メッセージングを指定します。

      

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。

      


    • WSDLファイルのService要素内にPort要素が複数ある場合、最初に出現したPort要素だけがインポートの対象となります。

    • WSDLファイルから自動生成されるサービスエンドポイントのサービスエンドポイント名は、Operation要素のname属性値です。

    • 複数のファイルで構成されるWSDLファイルについては、以下の両方の条件を満たす場合だけインポートできます。

      1. schemaLocation属性にファイル名だけが記述されている

      2. a)のファイルがWSDLファイルと同一ディレクトリに配置されている



  4. サービスエンドポイントを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ⇒[WSDLインポート(3ページ目)]ダイアログボックスが表示されます。

    図5.6 [WSDLインポート(3ページ目)]ダイアログボックスの画面例(インバウンド)

    図5.7 [WSDLインポート(3ページ目)]ダイアログボックスの画面例(アウトバウンド)

    表5.4 [WSDLインポート(3ページ目)]ダイアログボックスの項目

    項目

    説明

    備考

    サービスエンドポイント名

    サービスエンドポイント名を指定します。デフォルト値として、[WSDLインポート(2ページ目)]で指定したサービスエンドポイント名が表示されます。

      

    説明

    サービスエンドポイントについての説明を指定します。

    デフォルトは、“WSDLファイル名”です。

    以下の文字を使用しないでください。

    • < (不等号(より小))

    • > (不等号(より大))

    • & (アンパサンド)

    • ' (シングルクォーテーション)

    • " (ダブルクォーテーション)

    利用シーン

    サービスエンドポイントの利用シーンを指定します。以下から選択します。

    • インバウンド
      受信側として使用するサービスエンドポイントです。

    • アウトバウンド
      送信側として使用するサービスエンドポイントです。

    必須

    接続方式

    サービスエンドポイントの接続方式を以下から選択します。

    • SOAP
      SOAPのサービスエンドポイントです。

    • JAXM
      JAXM(互換機能)のサービスエンドポイントです。

    “JAXM”は接続方式がアウトバウンドの場合のみ選択できます。

    メッセージング

    サービスエンドポイントのメッセージングを指定します。以下から選択します。

    • 同期
      同期通信を行います。

    • 非同期
      非同期通信を行います。

    必須

    アクセスポイント

    [利用シーン]で“アウトバウンド”を選択した場合、サービスエンドポイントのアクセスポイントが表示されます。

    [戻る]ボタン

    [WSDLインポート(2ページ目)]ダイアログボックスへ戻ります。

    [終了]ボタン

    サービスエンドポイントを作成し、ダイアログボックスを閉じます。
    サービスエンドポイントエディタに作成したサービスエンドポイントが追加されます。

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。


  5. [終了]ボタンをクリックします。
    ⇒サービスエンドポイントエディタにサービスエンドポイントが追加されます。

    • 同じ名前のサービスエンドポイントがすでに作成されている場合は、以下のような確認メッセージが表示されます。

      図5.8 確認メッセージの画面例

      [はい]ボタンをクリックすると、WSDLインポートでの指定内容が反映され、すでに作成済みのサービスエンドポイント定義内容は失われます。

    • 作成したサービスエンドポイントを保存していない場合、ISIナビゲータービューには追加されません。保存した時点で追加されます。

  6. プロパティビューで、サービスエンドポイントのプロパティを設定します。
    設定方法については、“5.2 サービスエンドポイントのプロパティを設定する”を参照してください。