1つの実データテーブルに、受注情報(受注日と受注金額)と売上情報(売上日と売上金額)が配置されている場合、集計・加工の対象によって、時間を使い分ける必要があります。マルチタイムイベント型では、実データテーブルに複数の時間項目があり、その特定ができない場合は、いずれの時間項目を採用するかを、利用者に問い合わせる方式を採用しています。
上記のようなマルチタイムイベント型のデータモデルに対してNavigatorを使うと、問い合わせレイアウトのデータフィールドに「売上高」を、表側に「年度」を貼り付け、実行時に「受注日」と「売上日」のうち「売上日」を選択することで、「売上高」が「売上日」を元にした「年度」ごとに集計・加工されます。
※利用頻度は少ないパターンですが、「受注日」と「売上日」の両方で集計・加工することができます。