取引先マスタに前年度取引額や所在地がある場合は、単純な結合では前年度取引額が結合集計処理されるため、正しい結果が得られません。付帯情報型では、マスタテーブルに配置された付帯情報(前年度取引額や所在地など)は、集計・加工の対象から除外し、その結果に付帯情報をマージする方式を採用しています。付帯情報は、別のマスタのグループから選択します。
上記のような付帯情報型のデータモデルに対してNavigatorを使うと、問い合わせレイアウトのデータフィールドに「売上高」・「前年度取引額」および「所在地」を、表側に「取引先名」を貼り付けることで、「売上高」を「取引先」ごとに集計・加工した後、その結果に対して「前年取引額」と「所在地」が、1つの表としてマージされます。