ページの先頭行へ戻る
Interstage Navigator Server9.2.0 概説書

3.3 ドリリングとスライス&ダイス

レポート作成時は、情報の取り出しだけでなく、ドリリング(大分類から中・小分類に対象を絞り込みながらの分析)やスライス&ダイス(異なる視点の組み合わせによる試行錯誤的な分析)などを利用すると、より分析的に情報を活用できます。

Navigatorでは、レポート作成の延長線上の簡単な操作で、ドリリングやスライス&ダイスを行うことができます。

機能

説明

ドリリング

多次元分析手法で、OLAPが取り扱うデータの集計レベルを変更します。

集計レベルを下げて、さらに詳細に支店レベルで見たいときなどに使用します。

スライス

データの一面を薄く切るような形で参照します。

品種Xの売上高、品種Yの売上高というように、特定の製品に着目して見たいときなどに使用します。

ダイス

軸の組み合わせを変えて参照します。

地域別・期別や商品別・期別など座標軸をいろいろ変えて売上高傾向を見たいときなどに使用します。