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Interstage Navigator Server9.2.0 概説書

2.3.7 柔軟なシステム構成が可能

Navigatorは、クライアント上で動作するソフトウェアと、サーバ上で動作するソフトウェアから構成されるクライアント-サーバ型のソフトウェアです。

Navigatorは、PCサーバからUNIXサーバにいたるまで、多様なOS(Operating System)で利用できます。各OS上の製品は、統一したコンセプト・GUI・機能を持っているため、クライアント側からサーバの違いを意識する必要はありません。サーバの特長を活かし、システム規模や環境の変化に柔軟に適応できます。

利用できるデータソース

Navigatorは、Symfoware Server、Oracle、SQL Serverといったデータベースに格納されたデータや、CSVファイル、XMLファイル(Shunsaku)のデータを対象として利用できます。

また、Symfoware Serverの分散データベースアクセス機能、Oracleのデータベースリンク機能、ODBC(Open Database Connectivity)ドライバにより、他サイト(Navigatorサーバが動作しているサーバ以外のサーバ)にあるデータにもアクセスすることができます。

基本システム

Navigatorでの情報活用は、Webブラウザ(Navigator Webクライアント)で行います。ファイアウォールや、暗号化(HTTPS通信)にも対応しています。

また、Navigatorでは、問い合わせ結果に対して、さらに複雑な問い合わせを実行して、分析を行うことや、データマート出力や外部データの登録なども含めた、一連の処理手順を一括して実行することもできます。これらのエキスパート向け機能は、Navigator Windowsクライアントから利用します。

CSVデータを利用した簡易な情報活用システム(DBレスシステム)

CSVデータを利用する場合に、データベース不要の低コストで簡易な情報活用システムを構築できます。この場合、Navigatorでの情報活用は、Navigator Windowsクライアントから行います。

大規模向けシステムの構築が可能

Navigatorは、大規模なデータの処理や企業全域を対象とした運用を行うことができます。

以下にその特長を説明します。