flxml_changepathコマンドについて説明します。
機能説明
妥当性検証に使用するXML文書のパス部分を変更します。
妥当性検証に使用するDTDファイルまたはXML Schemaファイル内のパス部分を相対指定に変更するために使用します。
本コマンドは、指定されたディレクトリに存在するDTDファイルまたはXML Schemaファイルを解析して、他のファイルを参照しているURI指定や絶対パス指定のパス部分を相対指定のファイル名へと一括して変更します。このとき、ファイルは変更された内容で上書きされます。変更後のファイルを妥当性検証用のDTDファイルまたはXML Schemaファイルとしてサーバに配置してください。
形式
flxml_changepath -d ディレクトリ名
オプション
| オプション | 説明 | 
|---|---|
| -d ディレクトリ名 | 妥当性検証に使用するDTDファイルまたはXML Schemaファイルが格納されているディレクトリを指定します。 | 
復帰値
| 復帰値 | 意味と対処 | 
|---|---|
| 0 | 正常終了。 | 
| 1 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 | 
注意事項
本コマンドの実行には、Java実行環境が必要です。実行時には環境変数PATHにJava実行環境のjvm.dllの存在するディレクトリを追加し、環境変数CLASSPATHにFormatmanagerのF5FCSchemaValidator.jarを追加する必要があります。
使用例
flxml_changepath -d .