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Interstage Service Integrator V9.2.0 アプリケーション開発ガイド

A.1.4 ルーティング定義

ルーティング定義は、サービス利用側から受信したメッセージの内容によって、接続する受信側サービスエンドポイント、送信側サービスエンドポイント、シーケンスを特定するための情報(振分け条件と送受信側サービスエンドポイント、シーケンス)を定義します。1サービスを1ファイルで定義します。
ルーティング定義には、以下のルーティングタイプがあります。

振分け条件は、ルーティング定義内に定義された順番で判断されます。指定された位置に判断するデータが存在しない場合は、次の振分け条件に移ります。

インバウンドルーティング

接続する受信側サービスエンドポイントを特定するための情報(振分け条件と接続する受信側サービスエンドポイント)を定義します。
共通APIを使用することなく(サービスエンドポイント名を指定できない場合)、ISIサーバに接続する場合に利用します。

図A.7 ルーティング定義(インバウンドルーティング)のリンク関係

アウトバウンドルーティング

接続する送信側サービスエンドポイントを特定するための情報(振分け条件と接続する送信側サービスエンドポイント)を定義します。

図A.8 ルーティング定義(アウトバウンドルーティング)のリンク関係

シーケンスルーティング

実行するシーケンスを特定するためのルーティング情報(振分け条件と実行するシーケンス)を定義します。

図A.9 ルーティング定義(シーケンスルーティング)のリンク関係