ここでは、ISIのアプリケーション開発の概要について説明します。
ISIで開発するアプリケーションには、以下の4種類があります。
サービス提供側のアプリケーション
サービス利用側のアプリケーション
メディエータファンクション
ISIが標準で提供するメディエータファンクションにはない機能が必要な場合に作成します。
カスタムアダプタ
ISIが標準で提供するアダプタでサポートしていないプロトコルを利用して、サービス利用側アプリケーションやサービス提供側アプリケーションと接続したい場合に作成します。
ISIと上記の各アプリケーション関係は、以下のようになります。
サービス提供側のアプリケーションとサービス利用側のアプリケーションは、標準アダプタ、またはカスタムアダプタを利用してISIサーバと接続します。サービス利用側のアプリケーションは、シーケンスエンジンを経由してサービス提供側のアプリケーションを呼び出します。シーケンスエンジンでは、シーケンス定義に定義された順番で各種のメディエータファンクションを利用してサービス提供側のアプリケーションとサービス利用側のアプリケーションのインタフェースを調整します。
図1.1 ISIで開発するアプリケーション