ISI運用管理コンソールは、以下の手順で起動します。
ワークユニット「ESIAdminServer」の起動
Interstage Application Serverの管理コンソール(Interstage管理コンソール)の左フレームで、[ワークユニット]を選択します。
右フレームで、ワークユニット名の一覧から以下のワークユニットを起動します。
ESIAdminServer
以下のコマンドを使用してワークユニットを起動することもできます。
isstartwu ESIAdminServer
ISI運用管理コンソールの起動
ISI運用管理コンソール操作端末でWebブラウザを起動し、ISI運用管理コンソールのURLを指定して接続します。
Webブラウザのアドレスに以下を指定します。
http://ホスト名:ポート番号/esiadmin/
ホスト名:ISIをインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
ポート番号:ポート番号を指定します。デフォルトは、「80」です。
[スタート]メニューの[プログラム]-[Interstage]-[Interstage Service Integrator]-[ISI運用管理コンソール]をクリックしても起動できます。
ISI運用管理コンソールのログイン画面が表示されます。
図1.7 ログイン画面
ログイン
ISI運用管理コンソールのログインユーザは、Interstage管理コンソールのログインユーザに統合されています。
Interstage管理コンソールの利用者は、以下の権限を持つユーザに分類されます。この分類のことをロールと呼びます。
Administrators
管理者権限
Configurators
定義変更権限、運用操作権限、参照権限
Operators
運用操作権限、参照権限
Monitors
参照権限
ISI運用管理コンソールでは、Administrators、またはConfiguratorsのロールに属するユーザだけが利用できます。ログインユーザの権限によって操作できる範囲に違いはありません。(Administrators、Configuratorsのどちらに属していても、操作できる範囲は同じです。)
利用者は、ログインユーザを管理するリポジトリ(以降、ユーザリポジトリと呼びます)として以下のどちらかを選択できます。選択したユーザリポジトリに対してログイン認証を行います。
OSに登録されているユーザリポジトリを使用する
ディレクトリサービスに登録されているユーザリポジトリを使用する
デフォルトではOSに登録されているユーザ認証を使用します。
ロールの詳細、およびユーザリポジトリの変更方法は、“Interstage Application Server運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。
ログインに成功した場合は、ISI運用管理コンソールのログイン画面が表示されます。ログインに失敗した場合は、失敗した原因とともに再度ログイン画面が表示されますので、原因を取り除いたあと、再度ログインを行ってください。
ISI運用管理コンソールにログイン後、画面上部のメニュータブを切り替えることで、各機能を操作できます。
なお、各機能操作時の情報/エラーメッセージは、ISI運用管理コンソールの左下に表示されます。
図1.8 メニュー( ISI Enterprise Editionのメニューです。)
起動/停止
ISIサービスの起動
ISIサービスの停止
システム環境設定
環境設定ファイルの表示・設定
実行モニタ
シーケンス実行状況の表示
キューに滞留しているキューの件数を表示
リカバリメッセージ
非同期通信のリカバリ
ログ管理
ログのダウンロード
ログの削除
メッセージ蓄積
メッセージの検索
検索結果の表示
メッセージの再送信
送受信データのダウンロード
Symfoware Serverがインストールされていない場合は、表示されません。
順番保証
順番保証の状態表示および受信再開
Symfoware Serverがインストールされていない場合は、表示されません。
起動、および停止、非同期通信のリカバリは、コマンドからも実行できます。コマンドの実行方法は、“1.1 ISIサーバの運用管理”を参照してください。