ファイル監視におけるエラー発生時の対処について記載します。
キューへの書き込みに失敗した場合
ファイル監視では受信したファイルのデータをISIサーバのインバウンドキューに渡しますが、キューが停止している場合やキューに空きがない場合などの理由でキューへの書き込みに失敗することがあります。この場合、esiftsrecoverコマンドを実行してデータを再度キューに投入します。
esiftsrecoverコマンドの詳細は、“ISI リファレンス”を参照してください。
ファイル監視サーバが異常終了した場合
監視対象のファイルが受信されずに残っていないか確認をしてください。監視対象のファイルが受信されずに残っている場合は、ISIサーバのシーケンス実行状況、キューのメッセージ蓄積状況を確認し、到着したファイルのシーケンスが未実行の場合、esiftsrecoverコマンドで、データを再度キューに投入してください。
ファイル監視サーバが異常終了した場合、ファイル監視サーバのWindowsサービスが開始のままになっている場合があります。「Interstage Service Integrator File Transfer Service」の動作状態を確認し、「状態」が「開始」の場合は「esiftsstop」コマンドもしくはISI運用管理コンソールからファイル監視サーバを停止してください。