IBASを運用している筺体にISIをインストールする場合のインストール方法について説明します。
インストール手順は以下のとおりです。
IBASのインストール環境の変更
IBASのインストール環境を、以降にインストールする各製品で必要な環境に変更します。
IBASでインストールされている機能の追加や削除の方法については、以下のマニュアルを参照し、必要な作業を確認して、インストールしてください。
“IBAS インストールガイド”の“インストール作業”にある“機能の追加と削除”
以降にインストールする各製品で事前にインストールが必要なInterstage Application Serverの機能をインストールしてください。必要な機能は以下のとおりです。
以降にISI SEをインストールする場合
アプリケーション連携実行基盤
Interstage JMS
セキュア通信サービス
以降にISI EEをインストールする場合
アプリケーション連携実行基盤
Interstage JMS
セキュア通信サービス
MessageQueueDirector
IBASの高信頼性ログ機能が“Client機能”のみインストールされている場合は、ISI EEの高信頼性機能をインストールできません。ISI EEの高信頼性機能を利用する場合は、以下の手順でIBASの以下の変更を実施してください。
IBASの“機能の追加と削除”の手順で、“高信頼性ログ機能”を削除
“Symfoware Server Client”をアンインストール
IBASの“機能の追加と削除”の手順で、“高信頼性ログ機能”を追加
高信頼性ログ機能は、“Client機能 + Server機能”を選択してインストール
運用形態の確認と変更
IBASの運用形態を確認し、必要に応じてISIを運用するために必要な変更を行ってください。
運用形態の確認、および変更方法は、“ISI 導入ガイド”の“ISIサーバ基本構成のセットアップ”にある“セットアップ前の作業”を参照してください。
ISIのインストール
ISIのインストールには、インストールの前に必要な作業やインストール後に必要な作業があります。以下のマニュアルを参照し、必要な作業を確認して、インストールしてください。
“ISI 導入ガイド”の“インストール”
ISIのインストールは、“ISI統合インストーラ”を使用してインストールしてください。
“ISIインストーラ”は使用しないでください。
同一筐体にISIをインストールした場合は、簡易セットアップは実施されません。
インストール後にセットアップ作業を実施してください。