ここでは、SymfowareのJDBCデータソースの設定の確認方法、および、変更方法について説明します。symjddefdsコマンドの詳細についてはSymfoware Serverのマニュアルを参照してください。
設定の確認
symjddefdsコマンドを使用し、JDBCデータソースの設定を確認します。
symjddefds -lookup -ds esimsgdb
実行結果
実行結果は以下のように表示されます。
jdbc:symford://<host>:<port_no>/<db_env>[;<options>]
<host>
接続するサーバのホスト名またはIPアドレス。ホスト名がFQDN(Fully Qualified Domain Name)形式になっている場合はホスト名にみに変更してください。
<port_no>
Symfoware Serverで使用するポート番号
<db_env>
データ資源名(データベース名)
<options>
JDBCドライバのオプション
実行結果例
jdbc:symford://server:2050/ESIMESSAGEDB;user=esidbuser;password=********;maxconnections=375;lang=JA;ctuneparam='CLI_R_LOCK=(YES);CLI_ISOLATION_WAIT=(WAIT);CLI_MAX_SQL=(65)';statementcache=64;maxpooledconnections=375; |
設定の変更
symjddefdsコマンドを使用して内容を表示します。
symjddefds -lookup -ds esimsgdb
ファイルを編集します。
1で表示された内容をファイル(symjddefds.txt)に記載し、接続するサーバのホスト名またはIPアドレスに合わせてホスト名を変更してください。また、パスワードは“password=********”が記載されます。“********”部分は正しいパスワードを記載してください。
symjddefds.txtの内容
jdbc:symford://server:2050/ESIMESSAGEDB;user=esidbuser;password=********;maxconnections=375;lang=JA;ctuneparam='CLI_R_LOCK=(YES);CLI_ISOLATION_WAIT=(WAIT);CLI_MAX_SQL=(65)';statementcache=64;maxpooledconnections=375; |
JDBCデータソースの登録
symjddefdsコマンドを使用して、JDBCデータソースを登録します。
symjddefds -rebind -ds esimsgdb -file symjddefds.txt
変更の確認
symjddefdsコマンドを使用して設定内容を表示し、変更されているか確認してください。
symjddefds -lookup -ds esimsgdb
接続の確認
Interstage管理コンソールを使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JDBC] > [esimsgdb] > [環境設定]からDB接続テストを実施します。
接続に失敗する場合、以下を確認し再度接続テストを実施してください。
ユーザ名、ネーミングサービスのホスト名が正しいか確認し、異なる場合は設定を変更してください。
認証に失敗する場合は、パスワードを再設定してください。