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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

G.4 JMS-R利用時の設定

ISIサーバを非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成で運用する場合、JMS-R受信環境定義ファイルを編集し、非同期メッセージを受信するための環境を設定します。

JMS-R受信環境定義ファイルは、ISIサーバを非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成した場合に、以下のファイル名で作成されます。

<INSDIR>\etc\def\properties\ISIサーバ名_OrderUnit.properties

JMS-R受信環境定義ファイルには、以下の内容を定義します。

表G.3 JMS-R受信環境定義ファイルの内容

定義名

意味

RecvInterruptThresholdLevel

メッセージ受信中断しきい値(メッセージ数)
(デフォルトは、「300」です。)

RecvRestartThresholdLevel

メッセージ受信再開しきい値(メッセージ数)
(デフォルトは、「100」です。)

ThreadMultiplicity

スレッド多重度
(デフォルトは、「16」です。)

ExecuteOrderGuarantee

順番保証機能の利用の有無です。
(デフォルトは、「false」です。)

  • true
    順番保証機能を利用する。

  • false
    順番保証機能を利用しない。

OrderGuaranteeUnit

メッセージの順番を保証する単位です。(デフォルトは、「endpoint」です。)

  • endpoint
    サービスエンドポイント単位に順番を保証する。

  • queue
    JMS-Rのキュー単位に順番を保証する。

DistributionName

ペイロードだけを受信した場合に使用するルーティング定義名です。
ペイロードだけの受信を行うキューが存在する場合に指定してください。


JMS-R受信環境定義ファイルは、ISIサーバ起動時に反映されます。内容を編集した場合は、ISIサーバを再起動してください。