ISIサーバとは別のサーバマシンからCORBAサービスを利用する場合、CORBAクライアントアプリケーションでCORBA受信サーバのオブジェクトリファレンスを取得する必要があります。以下にCORBAクライアント環境のネーミングサービスにCORBA受信サーバのオブジェクトリファレンスを登録する方法を説明します。CORBAクライアントが動作するマシンとISIサーバが動作するマシンでネーミングサービスを共用している場合、環境設定は不要です。
以下のコマンドを使用して、CORBAクライアントが動作するサーバマシンのネーミングサービスに、CORBA受信のオブジェクトリファレンス(指定されたオブジェクト名)を登録します。
OD_or_adm -c ESICORBARcv -a ESICORBARcv -h <ISIサーバのホスト名> -p <CORBAサービスのポート番号> -n ESICORBARcv
上記の例では、デフォルトのCORBA受信サーバ(ESICORBARcv)を利用する場合の設定です。OD_or_admコマンドの詳細は、“Interstage Application Server/Interstage Web Serverリファレンスマニュアル(コマンド編)”の“OD_or_adm”を参照してください。
CORBAクライアントプログラムがJava以外の場合、環境変数OD_CODE_SETを使用してコード系を設定する必要があります。
CORBA受信のコード系は、デフォルトで“UNICODE”に設定されています。
指定できるコード系については、“Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド”を参照してください。