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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

C.4 CORBAクライアントの設定

ISIサーバとは別のサーバマシンからCORBAサービスを利用する場合、CORBAクライアントアプリケーションでCORBA受信サーバのオブジェクトリファレンスを取得する必要があります。以下にCORBAクライアント環境のネーミングサービスにCORBA受信サーバのオブジェクトリファレンスを登録する方法を説明します。CORBAクライアントが動作するマシンとISIサーバが動作するマシンでネーミングサービスを共用している場合、環境設定は不要です。

以下のコマンドを使用して、CORBAクライアントが動作するサーバマシンのネーミングサービスに、CORBA受信のオブジェクトリファレンス(指定されたオブジェクト名)を登録します。

OD_or_adm -c ESICORBARcv -a ESICORBARcv -h <ISIサーバのホスト名> -p <CORBAサービスのポート番号> -n ESICORBARcv 

上記の例では、デフォルトのCORBA受信サーバ(ESICORBARcv)を利用する場合の設定です。OD_or_admコマンドの詳細は、“Interstage Application Server/Interstage Web Serverリファレンスマニュアル(コマンド編)”の“OD_or_adm”を参照してください。

CORBAクライアントプログラムがJava以外の場合、環境変数OD_CODE_SETを使用してコード系を設定する必要があります。
CORBA受信のコード系は、デフォルトで“UNICODE”に設定されています。
指定できるコード系については、“Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド”を参照してください。