キュー間転送機能の環境を設定するための定義シートには、以下の種類があります。
ホスト定義シート
転送定義シート
各定義シートは、以下の形式で記述します。なお、各定義シートのファイル名は、任意です。
“,”(半角カンマ)で区切ったCSVファイル
コメント行は、行の先頭が“#”(半角シャープ)
ホスト定義シート
ホスト定義シートは、キュー間転送を行うサーバについての情報を、以下の形式で定義します。
作成できるホストIDの最大数は128個です。
ホストID,ホスト名,ネーミングサービスのURL
カラムNo. | 項目名 | 説明 | 指定例 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ホストID | キュー間転送を行うホストを識別するためのIDを指定します。 | ISISRV01 |
|
2 | ホスト名 | キュー間転送を行うホスト名を指定します。
| ISIServer0001 |
|
3 | ネーミングサービスのURL | ホストが使用するネーミングサービスのURLを指定します。
省略時は、“127.0.0.1”です。 | 127.0.0.1 | 使用するポート番号は、“8002”(固定)です。 |
ISISRV01,ISIServer0001 SYSTEM01,RemoteSystem0001,localhost
転送定義シート
転送定義シートは、キュー間転送を行うキューの組合せについての情報を定義します。
作成できる定義は、サーバ単位に送信用128個、受信用128個までです。
キュー間転送名,送信側のホストID,送信側グループ名,送信側キュー名,受信側のホストID, 受信側グループ名,受信側キュー名
カラムNo. | 項目名 | 説明 | 指定例 |
---|---|---|---|
1 | キュー間転送名 | キューの組合せを特定するための名前を指定します。 8文字以内の半角英数字を指定します。 | QCNNCT01 |
2 | 送信側のホストID | 送信側となるホストIDを指定します。 | SYSTEM01 |
3 | 送信側グループ名 | 送信側となるキューのグループ名を指定します。esiqueadd_jmsrコマンドを実行してキューを作成した場合、グループ名はキュー名と同じです。
| CNTGRP1 |
4 | 送信側キュー名 | 送信側となるキュー名を指定します。
| ConnectQueue001 |
5 | 受信側のホストID | 受信側となるホストIDを指定します。 | ISISRV01 |
6 | 受信側グループ名 | 受信側となるキューのグループ名を指定します。esiqueadd_jmsrコマンドを実行してキューを作成した場合、グループ名はキュー名と同じです。
| CNTGRP1 |
7 | 受信側キュー名 | 受信側となるキュー名を指定します。
| ConnectQueue001 |
QCNNCT01,SYSTEM01,CNTGRP1,ConnectQue001,ISISRV01,CNTGRP1,ConnectQue001