ファイル転送機能の受信時にファイル監視を行う場合の設定方法を説明します。
ファイル監視サーバの停止
環境設定ファイルの編集
ファイル監視サーバの停止
ISI運用管理コンソール、またはesiftsstopコマンドを使用して、ファイル監視サーバを停止します。
環境設定ファイルの編集
ファイル監視サーバの環境設定ファイルは、以下の位置にあります。
<INSDIR>\etc\def\properties\transfer.properties
transfer.properties
# Reception check interval time watch_intervaltime=300 ………(a) # The port number for a stop demand port=9788 ……………………(b) # Thread multiplicity of file watch file.threadmultiplicity=16 …(c)
ファイルの受信確認間隔(秒)を指定します。1~86400(24時間)の範囲の整数を指定してください。デフォルトは、「300」(5分)です。
停止要求用のポート番号を指定します。デフォルトは、「9788」です。
ほかのアプリケーションとポート番号が重なった場合は、変更してください。
監視スレッドの多重度を指定します。1~2147483647の値で指定します。デフォルト値は16です。
ファイル監視の処理の実行多重度を変えたい場合、変更してください。
ファイル監視が起動中に設定値を編集した場合、停止時にプロセスが終了しない可能性があります。この場合、以下の手順で復旧してください。
ポート番号を変更前の値に修正し保存します。
ファイル監視を起動します。(起動済みのメッセージが出力されますが、作業は続行されます。)
ファイル監視を停止します。
Windowsシステムディレクトリに適切でないJDK/JRE(java.exe)が存在する場合、ファイル監視が起動できない場合があります。
transfer.propertiesの設定で同一のキーが2つ以上指定された場合は、後に指定された指定が有効です。
transfer.propertiesの設定でキーの指定がない場合は、デフォルトの値が指定されたものとして動作します。また、キーの指定があり、値が指定されていない場合や値に誤りがある場合は、起動時にエラーとなります。
transfer.propertiesファイルがない場合は、デフォルトの値が指定されたものとして動作します。