一般ユーザによる資源の改ざんを防ぐために、NTFS形式のドライブにインストールした場合、ISIのインストール資源のアクセス権を変更することができます。必要に応じて実施してください。
以下は、ISIインストールディレクトリを、Windowsのエクスプローラのプロパティから参照したセキュリティの状態の例です。Everyoneを削除し、特定の一般ユーザだけにアクセス権を付与することにより、不特定の一般ユーザからのアクセスを防ぐ権限に変更することができます。
また、すべての一般ユーザに対して、以下のディレクトリ以外のwrite権を外すことを推奨します。
“<INSDIR>\etc”
“<INSDIR>\usr”
“<INSDIR>\var”
“<INSDIR>\FM\F5FCTFLTJ”
“<INSDIR>\FM\F5FCTFLTJ\lib”
“<INSDIR>\FM\F5FCTFLTJ\log”
“<INSDIR>\FM\F3JJSfmsv\var\convtable”
“<INSDIR>\FM\F3JJSfmsv\var\convtable”は、Formatmanagerのデフォルトの変換テーブルディレクトリです。
変換テーブルディレクトリを変更している場合は、変更したディレクトリに読み替えてください。
“<INSDIR>\FM”は、ISI統合インストーラ、またはISIインストーラからFormatmanagerをインストールした場合の、Formatmanagerのデフォルトのインストール先ディレクトリです。
インストール先ディレクトリを変更した場合は、変更したディレクトリに読み替えてください。
図3.56 [ISIインストールディレクトリのプロパティ]画面の例