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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

1.8 モデルケースの選択

非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成にする場合、ISIを運用する規模に応じたモデルケースを選択します。以下の種類があります。

smallが最も小規模で、順にmoderate、large、最も大規模がsuperです。モデルケースを選択し、モデルケースに応じた規模の運用環境を構築します。
以下の値を算出し、モデルケースを選択します。

表1.6 モデルケースの値

モデル

キュー数

キュー容量

月当たりの総メッセージ量

small

10以下

12800以下

64000以下

moderate

11~30

12801~128000

64001~640000

large

31~50

128001~640000

640001~3200000

super

51~150

640001~2560000

3200001~12800000

それぞれ算出した値の中で、最も上位となるモデルを選択します。
例:以下の場合、最も上位となる「largeモデル」を選択します。

選択したモデルを指定し、セットアップします。セットアップの詳細は、“第3部 セットアップ編”を参照してください。