メッセージング機能・プロトコルごとに、以下の内容を設計します。
受信側サービスエンドポイント
| 接続方法 | サービスエンドポイント名 | キュー名 | 受信後実行するシーケンス名 | 他に設定が必要な項目 |
---|---|---|---|---|---|
同期 | SOAP | ○ | × | ○ | ※1 |
CORBA | ○ | × | ○ | 特になし | |
カスタム | ○ | × | ○ | 特になし | |
非同期 | SOAP | ○ | ○ | ○ | ※1、※2 |
ファイル | ○ | ○ | ○ | ※2、※3 | |
カスタム | ○ | ○ | ○ | ※2 | |
キュー間転送 | ○ | ○ | ○ | ※2、※4 |
○:設計が必要
×:設計が不要
※1:SOAPで必要な項目
Basic認証の要否(ログインID、パスワードの要否)
Proxyサーバの利用要否(ホスト名、利用者認証、ログインID、パスワードの要否)
タイムアウト時間
SSLの使用要否
※2:JMS-Rキューを利用する場合の必要な項目
メッセージ蓄積機能使用の要否
※3:ファイル、およびFTPで必要な項目
監視ファイル名
入力ファイルのサイズが大きい場合(100Kバイト以上)、シーケンスエンジンを利用する前に、ファイルの分割が必要です。分割時に、サイズ指定で分割するか、改行単位で分割するかを選択できます。(サイズ指定の場合はバイト数、改行の場合は改行コード)
※4:キュー間転送で注意する点
キュー間転送でもサービスエンドポイント名は1つです。
送信側キュー、受信側キューは、同じキュー名を指定してください。
送信側サービスエンドポイント
| 接続方法 | サービスエンドポイント名 | キュー名 | 受信後実行するシーケンス名 | 他に設定が必要な項目 |
---|---|---|---|---|---|
同期 | SOAP | ○ | × | × | ※1 |
DB | ○ | × | × | ※2 | |
CORBA | ○ | × | × | ※3 | |
カスタム | ○ | × | × | ※4 | |
非同期 | SOAP | ○ | ○ | × | ※1、※5 |
DB | ○ | ○ | × | ※5 | |
カスタム | ○ | ○ | × | ※5 | |
FTP | ○ | ○ | × | ※5 | |
外部JMS | ○ | ○ | × | ※5、※6 | |
キュー間転送 | ○ | ○ | ○ | ※5、※7 | |
カスタム | ○ | ○ | × | ※4 |
○:設計が必要
×:設計が不要
※1:SOAPで必要な項目
送り先の接続URL
Basic認証の要否(ログインID、パスワードの要否)
Proxyサーバの利用要否(ホスト名、利用者認証、ログインID、パスワードの要否)
タイムアウト時間
SSLの使用要否
レスポンス処理の実行要否(非同期のみ)
※2:CORBAで必要な項目
サーバアプリケーションのオブジェクト名
サーバアプリケーションのオペレーション名
リクエスト方法(RequestResponse、またはOnewayのどちらかを指定)
SSLの使用要否
※3:DBで必要な項目
データソース名
アクセス種別(更新、取得、ストアド実行のどれかを選択)
SQL文またはストアドプロシージャ実行文
※4:カスタムで必要な項目
リソースアダプタの設定
インタフェースの設定
※5:JMS-Rキューを利用する場合の必要な項目
メッセージ蓄積機能使用の要否
※6:外部JMSで必要な項目
外部キュー名
※7:キュー間転送でJMS-Rキューを利用する場合の必要な項目
対向側のISIサーバで実行するシーケンス名
対向側のISIサーバでメッセージ受信後にシーケンスを実行する場合に必要です。対向側のISIサーバでアプリケーションを運用する場合は不要です。
キュー間転送でもサービスエンドポイント名は1つです。
送信側キュー、受信側キューは、同じキュー名を指定してください。